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大東港運/経常利益は前年比5・7%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) )

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 5,620 △3.6  200 △11.4  237 △5.7  160 △15.7

2020年3月期第1四半期 5,827 4.2   226 3.5   251 12.0   189 26.5

(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 147百万円( △13.7%) 2020年3月期第1四半期 171百万円( 31.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染 症の感染拡大を受けた外出自粛などにより、生産・個人消費は記録的な落ち込みになりました。 海外経済においても4月~6月のGDP速報値年率換算は、米国で32.9%減、ユーロ圏で40.3%減と歴史的な減 速になりました。 アジアでも総じて経済は厳しい状況にあるものの、中国は消費や生産を中心に持ち直しの動きが見られました。 国内外ともに経済活動の段階的な再開は徐々に進んではいるものの、他方で新型コロナウイルス感染症は猛威を 振るっており、今後の動向は極めて不透明な状況になっております。 かかる環境下、当第1四半期連結累計期間における物流業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響 は残るものの米国および欧州は弱含み、アジアからの輸入は下げ止まり傾向で推移しました。 輸出に関しては新型コロナウイルス感染症の影響により急速に減少しました。 その中で当社取扱いの大きな部分を占める食品の輸入は、前年に比べて畜産物は減少、水産物および農産物は増 加となりました。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいては大幅な減少となりました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 7次中期経営計画「独自の価値創造」~Develop inherent value~の初年度を迎え、その各施策一つひとつに取り 組むとともに計画達成に向け、積極的な受注活動を展開してまいりました。 しかしながら当社の物流業務においても新型コロナウイルス感染症の影響から荷動きが鈍化しました。また社内 においては新型コロナウイルス感染症対策として時差出勤の拡大やテレワーク導入に取り組みましたが、それらに よる業務効率・生産性向上までには至りませんでした。 その結果、当第1四半期連結累計期間における営業収益は、前年同期間比3.6%減の5,620,603千円となりました。 また経常利益は、前年同期間比5.7%減の237,447千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期間比15.7% 減の160,088千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。

[輸出入貨物取扱事業]

輸出入貨物取扱事業は、営業収益は前年同期間比0.2%増の4,909,356千円となり、セグメント利益は前年同期間比 12.4%増の482,214千円となりました。

[鉄鋼物流事業]

鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の取扱減少により営業収益は前年同期間比33.2%減の271,303千円となり、セグメント 損失は15,452千円(前年同四半期はセグメント利益24,468千円)となりました。

[その他事業]

その他事業は、国内外子会社の売上減少により、営業収益は前年同期間比16.1%減の439,944千円となり、セグメ ント損失は3,036千円(前年同四半期はセグメント利益35,635千円)となりました。

(略)

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