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トレーディア/4300万円の経常損失を計上(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高   営業利益 経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 3,502 △4.9  △75 ―  △43 ―   △30 ―

2020年3月期第1四半期 3,681 7.3   0 △94.0  34 △29.3  24 △62.9

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期  △10百万円 (71.1%) 2020年3月期第1四半期  △36百万円 (△34.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、内 需・外需ともに大きな落ち込みとなり、先行き不透明な状態となりました。とりわけ、貿易に関しましては、世界 各地の生産活動が停止し、サプライチェーンが寸断されることによる輸出の減少、外出自粛要請・緊急事態宣言に よる国内消費の低迷による輸入の減少があり、厳しい状況で推移しました。 当社グループはこのような状況下におきまして、顧客ニーズに柔軟に対応するとともに、積極的な営業展開に努 めてまいりましたが、総取扱量は前年同期間比5.0%減少し、売上高は35億2百万円余(対前年同期間1億79百万円 余減)となりました。損益面につきましては、収入の落ち込みを費用削減で挽回できず、営業総利益は前年同期間比 41.2%減の1億18百万円余(対前年同期間83百万円余減)となりました。営業損益は、一般管理費減少の効果もなく、 75百万円余の損失(対前年同期間75百万円余減)、経常損益は43百万円余の損失(対前年同期間77百万円余減)とな りました。このため、親会社株主に帰属する四半期純損失30百万円余(対前年同期間54百万円余減)を計上する結 果となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメント 区分を変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。報告セグメ ント区分変更の詳細につきましては、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財 務諸表に関する注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2. 報告セグメントの変更等に関する事 項」をご参照ください。

①輸出部門

輸出部門におきましては、主力の機械機器製品をはじめ、食料品、雑貨類の取り扱いが減少した結果、輸出部門 の売上高は前年同期間比26.1%減少し5億72百万円余、セグメント損失65百万円余(前年同期間はセグメント利益 3百万余)の計上となりました。

②輸入部門

輸入部門におきましては、機械製品が増加しましたが、雑貨が減少した結果、輸入部門の売上高は前年同期間比 0.5%減少し13億26百万円余となりました。固定費が減少したことによりセグメント損失は17百万円余(前年同期間 はセグメント損失20百万円余)の計上となりました。

③国際部門

国際部門におきましては、輸出は台湾、インド向けの資材、設備の取扱いが大幅に減少し、また中国向けの自動 車部材も低調でした。一方、輸入においては中国からの衛生資材等の取り扱い及び、航空便の減少で海上混載貨物 が増加、また、東南アジアから緊急需要品のスポット案件で売上高を伸ばしました。その結果、売上高は前年同期 間比2.8%増加し15億66百万円余となりましたが、外注費比率も上昇したため、セグメント損失4百万円余(前年同 期間はセグメント利益1百万円余)の計上となりました。

④倉庫部門

倉庫部門におきましては、安定した賃料収入により、売上高は前年同様の14百万円余となりました。当第1四半 期において倉庫修繕費等を計上したため、セグメント利益は12百万円余(前年同期間はセグメント利益13百万円 余)の計上となりました。 ⑤その他 船内荷役等の売上高合計は前年同期間比38.1%減少し22百万円余となり、セグメント利益は1百万円余(前期同 期間はセグメント利益2百万円余)の計上となりました。

(注) 上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入0百万円余を含んでおります。

(略)

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