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ニッコンホールディングス/経常利益は前年比43・9%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高     営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 40,970 △19.2  2,839 △46.8  3,196 △43.9  1,974 △56.4

2020年3月期第1四半期 50,728 7.4   5,337 26.2    5,693 20.5   4,529 44.5

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期  3,918百万円 (49.6%) 2020年3月期第1四半期  2,619百万円 (42.9%)

(略)

(1) 経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、 経済活動や個人消費が著しく制限され景気は急速に悪化し極めて厳しい状況が続きました。緊急事態宣言の解除に 伴い、段階的に経済活動が再開されたものの回復の足取りは鈍く、景気の先行きは依然不透明な状況で推移してお ります。 物流業界におきましては、総じて新型コロナウイルス感染症拡大の影響で貨物量が減少し、また、慢性的な労働 力不足や競争の激化などもあり、依然として厳しい経営環境が続いております。 このような経営環境のもと、当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨 物取扱量が減少し、第 1 四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比 19.2%減の 409 億 70 百万円となりま した。 営業利益につきましては、コスト削減や業務の効率化に努めましたが売上高の減少分を補えず前年同期比 46.8% 減の 28 億 39 百万円となりました。 経常利益につきましては、営業利益の減少に伴い前年同期比 43.9%減の 31 億 96 百万円となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、経常利益の減少に加え前第 1 四半期連結累計期間に発生し た投資有価証券売却益が大幅に減少したことにより前年同期比 56.4%減の 19 億 74 百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

① 運送事業

主に新型コロナウイルス感染症拡大の影響により国内外における貨物取扱量が減少し、売上高は前年同期比 21.9%減の 186 億 31 百万円となりました。営業利益は、燃料価格の下落はありましたが売上高減少の影響を受 け前年同期比 72.3%減の3億 86 百万円となりました。

② 倉庫事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響はありましたが、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果等 により保管貨物量が増加し、売上高は前年同期比 1.9%増の 77 億 59 百万円となりました。営業利益は、減価 償却費の増加などにより前年同期比 1.6%減の 18 億 22 百万円となりました。

③ 梱包事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより国内外における業務量が大幅に減少した結果、売上高は前 年同期比 29.2%減の 85 億 94 百万円となりました。営業利益は、人件費や外注費の削減を行いましたが 23 百 万円の損失となりました。

④ テスト事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などによりテスト業務量が減少し、売上高は前年同期比 13.4%減の 48 億 66 百万円となりました。営業利益は、売上高の減少に加え、今年4月に稼働した研究開発棟の減価償却費の 増加などにより前年同期比 53.1%減の4億 97 百万円となりました。

(略)

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