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丸全昭和運輸/売上高は前年比4%減、経常利益は前年比16・7%増(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 29,241 △4.0  2,283 15.4  2,552 16.7  1,689 △52.0

2020年3月期第1四半期 30,444 6.8   1,978 8.4   2,187 7.4  3,523 112.4

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 2,298百万円 (△14.7%) 2020年3月期第1四半期 2,694百万円 (86.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発令さ れ、感染症拡大防止対策による事業者への営業自粛要請や個人の外出自粛により、経済や社会活動が停滞したことで 厳しい状況となりました。一方、世界経済においても、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、各国政府が感 染防止の緊急措置を実施したことにより、経済活動は急激に縮小し、先行きが非常に不透明な状態が続きました。 このような状況下、当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は29,241百万円(前年同期比 4.0%減)、営業利益は2,283百万円(前年同期比15.4%増)、経常利益は2,552百万円(前年同期比16.7%増)、そ して親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,689百万円(前年同期比52.0%減)となりました。 セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。

<物流事業>

物流事業全般としましては、新型コロナウイルス感染拡大により、一部の対策製品の取扱いが大幅に増加しました が、その反面、大部分の既存貨物の取扱いが減少し、物流事業全体では、減収となりました。各事業別としまして は、以下のとおりです。 貨物自動車運送事業については、関東地区では、日用雑貨の取扱い増加がありましたが、建設機械の取扱い減少が ありました。中部地区では、住宅資材や農業化学品の取扱い増加がありましたが、ステンレス製品の取扱い減少があ りました。関西地区では、日用雑貨や住宅機器の取扱い減少がありました。さらにモーター関連製品の取扱い減少が あり、貨物自動車運送事業全体では、減収となりました。 港湾運送事業については、関東地区では、穀物の取扱い増加がありましたが、建設機械の輸出入取扱いや非鉄金属 の輸入取扱い減少がありました。中部地区では、ステンレス製品の取扱い減少があり、港湾運送事業全体では、若干 の減収となりました。 倉庫業については、関東地区では、住宅資材や日用雑貨、荷役設備の取扱い増加がありました。関西地区では、日 用雑貨の取扱い減少がありましたが、倉庫業全体では、増収となりました。 鉄道利用運送事業については、住宅資材の取扱い減少があり、減収となりました。 その他の物流附帯事業については、外航船収入では、中東向けプラント案件の取扱い減少があり、減収となりまし た。荷捌収入では、医療用フイルム及びモーター関連製品の取扱い減少があり、減収となりました。物流附帯事業全 体では、減収となりました。 その結果、物流事業の売上高は前年同期比4.3%減収の24,859百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比 18.8%増益の1,890百万円となりました。

<構内作業及び機械荷役事業>

構内作業については、関東地区では、化成品の取扱いや構内設備修繕業務の増加がありました。中部地区では、ス テンレス製品の取扱い減少がありましたが、構内作業及び機械荷役事業全体では、わずかながら増収となりました。 その結果、構内作業及び機械荷役事業の売上高は前年同期比1.0%増収の3,720百万円、セグメント利益(営業利 益)は前年同期比12.9%増益の260百万円となりました。

<その他事業>

工事収入については、国内の設備移設案件や設備据付案件の取扱い減少があり、減収となりました。その他事業全 体では、減収となりました。 その結果、その他事業の売上高は前年同期比14.6%減収の661百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比 15.4%減益の132百万円となりました。

(略)

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