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日新/ 経常利益は前年比95・6%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益   当期純利益

2021年3月期第1四半期 34,389 △32.9  △328 -   49 △95.6    △224 -

2020年3月期第1四半期 51,231 △4.9   849 △41.6  1,120 △36.3  681 △46.2

(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 769百万円( 291.4%) 2020年3月期第1四半期 196百万円( △65.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

①当第1四半期の経営成績

当第1四半期連結累計期間(以下「当第1四半期」)の世界経済は、新型コロナウイルス(以下「新型ウイル ス」)の感染拡大の影響により、景気の先行き不透明感が続きました。わが国においても緊急事態宣言解除後も 依然として企業活動の回復に至らず、貨物の減少につながりました。また、旅行業においては各国での入国制限 や入国後の行動制限措置が取られ、旅客数が大幅に減少しました。 このような状況下、中国及びアジアの一部地域では新型ウイルスの影響による生産活動の落ち込みからいち早 く回復しましたが、その他の地域において、総じてロックダウン等に伴う経済活動停滞の影響を受け、当社グル ープ全体の売上が減少しました。新型ウイルス感染拡大防止に向けては、お客様の企業活動における物流、輸送、 移動へのサービス提供継続を第一優先事項として、サテライト事務所の設置、テレワーク対応等により感染被害 抑止に努めました。 これらの結果、当第1四半期における売上高は前年同期比32.9%減の34,389百万円、営業損失は328百万円(前 年同期 営業利益849百万円)、経常利益は前年同期比95.6%減の49百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失 は224百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益681百万円)となりました。

②セグメントの業績

(ⅰ)物流事業

日本では、食品関連については中食需要の高まり等もあり、倉庫、国内配送案件が堅調に推移しました。一方、 自動車関連貨物の動きは5月を底に回復に転じているものの伸び悩みました。また、航空貨物の動きも低調に推 移しました。 アジアでは、自動車部品関連、電子部品関連のスポット航空貨物の出荷がありましたが、経済活動の完全回復 には至らず自動車関連貨物を中心とした貨物取扱量が低迷しました。 中国では、新型ウイルスの感染者数減少とともに貨物の動きが活発化し始めました。前年同期と比べても航空 貨物は電子部品、機械部品、海上貨物は家電製品の輸出が大きく増加しました。また、生活雑貨関連の国内保 管・配送業務も堅調でした。 米州では、自動車関連貨物の動きは依然低迷が続きましたが、乳製品、青果、冷凍品関連の航空、海上輸出が 堅調に推移しました。 欧州では、英国、ドイツで自動車関連貨物、家電貨物の荷動きが低調でした。 この結果、売上高は前年同期比8.2%減の33,434百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比62.4%減の 185百万円となりました。

(ⅱ)旅行事業

新型ウイルスの影響により日本発着便が激減し、旅客数が大幅に減少しました。緊急事態宣言解除後も各国で の渡航制限が継続されており依然旅客数の回復には至っておりません。 この結果、売上高は前年同期比95.6%減の632百万円、セグメント損失(営業損失)は718百万円(前年同期 セグメント利益(営業利益)109百万円)となりました。

(ⅲ)不動産事業

京浜地区における駐車場収入が減少しました。 この結果、売上高は前年同期比6.3%減の418百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比17.8%減の201 百万円となりました。

(略)

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