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東都水産/冷蔵倉庫及びその関連事業は1900万円の営業損失(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高     営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 22,356 △21.9  48 △42.3   230 20.1   181 9.1

2020年3月期第1四半期 28,643 4.4    84 △13.2  192 △26.0  165 △26.2

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期  △302百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期  164百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により、4月には政府から 緊急事態宣言が発令され時差通勤、在宅勤務、不要不急の外出自粛、また集客施設の営業時間短縮及び休業要請等 が個人消費の低迷につながり、景気に大きな悪影響を及ぼしました。 緊急事態宣言解除後も再度新規感染者が急増するなかで、企業収益の低下、雇用状況の悪化等国内経済は先行き 不透明な状況となっております。 また、世界経済においても当該感染症拡大の影響により景気が大幅に悪化しており、後退色を深めております。 卸売市場業界におきましては、水産資源の減少や魚の回遊水域の変化による漁獲量の減少、さらに市場外流通の 多様化とも相俟って取扱数量の減少が続くという厳しい事業環境で推移するなか、新型コロナウイルス感染症の影 響により宴会需要等が落ち込み、高単価商材を中心に急激な消費の減速に直面いたしました。 このような状況のなか当社グループは、消費者ニーズと消費形態の変化の見極め、仕入先との協働、きめ細かい 営業や販売先への協力、グループ会社間の連携、収益率を重視した効率的な集荷・販売に注力することにより、経 営基盤の強化を図ってまいりました。 また、消費者の食の安全安心への意識が一層高まるなかで、取引先の要望も多様化してきており、これに応える べく集荷・販売への機動性確保と、消費者の皆様の豊かで魅力的な食生活の創出を第一義に考えた商品提供に取り 組んでまいりました。 当第1四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、飲食店等の営業自粛等に よって取扱数量が減少した結果、前年同四半期連結累計期間と比べ、21.9%減少の22,356百万円となりました。 営業利益は、貸倒引当金の戻入及び販売諸経費の減少等経費の削減に努めましたが、売上総利益が減少したこと 等により、前年同四半期連結累計期間と比べ42.3%減少の48百万円となりました。 経常利益は、前年同四半期連結累計期間に計上した為替差損が当第1四半期連結累計期間には為替差益となった こと等により、前年同四半期連結累計期間と比べ20.1%増加の230百万円、特別損失として投資有価証券評価損29 百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間と比べ9.1%増加の181百 万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次の通りであります。

(略)

②冷蔵倉庫及びその関連事業

売上高につきましては、株式会社埼玉県魚市場の冷蔵倉庫の保管料収入等が増加したものの、AERO TRADING社の 売上高が減少したこと等により、前年同四半期連結累計期間と比べて11.7%減少の802百万円、売上原価及び販売 費及び一般管理費の削減に努めましたが、営業損失は19百万円(前年同四半期連結累計期間は営業損失54百万円) となりました。

(略)

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