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杉村倉庫/経常利益は前年比8・9%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 2,467 △2.6  267 △10.4  270 △8.9  222 △9.6

2020年3月期第1四半期 2,532 1.4   297 3.5    296 4.2  246 △7.8

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 241百万円( 17.8%) 2020年3月期第1四半期 205百万円(△26.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により外出自粛の動きや企 業活動の制限が発生し、その収束時期も見通せないことから国内消費が大幅に縮小しました。その結果、国内景気は 急速な悪化に見舞われ、極めて厳しい状況で推移しました。 倉庫物流業界におきましても、消費低迷を起因とする荷主企業からの委託物量の減少により、倉庫や車両の稼働の 低下が見られ、今後の先行きが不透明な状況となりました。 このような情勢のもと、当社グループは業務のより一層の効率化を行い高品質の物流サービスを提供して、顧客満 足度を向上させることを目指してまいりました。 当第1四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は24億6千7百万円となり、前年同四半期に比べ6千5百万 円(2.6%)の減収となりました。営業原価は19億5千2百万円となり、前年同四半期に比べ5千万円(2.5%)減少しま したが、販売費及び一般管理費は2億4千8百万円となり、前年同四半期に比べ1千5百万円(6.8%)増加しました。こ れらにより営業利益は2億6千7百万円となり、前年同四半期に比べ3千万円(10.4%)の減益となりました。経常利益 は2億7千万円となり前年同四半期に比べ2千6百万円(8.9%)の減益となり、特別利益に投資有価証券売却益を6千1百 万円計上しました。法人税等合計1億8百万円を差し引くと、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2千2百万円とな り、前年

同四半期に比べ2千3百万円(9.6%)の減益となりました。 セグメントごとの経営業績は、次のとおりであります。 (物流事業)

倉庫業務は前年同四半期に比べ化学工業品、日用品等の取扱が増加し、保管料及び荷役荷捌料収入が増加しまし た。運送業務は新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、荷主企業からの配送委託物量が減少しました。この結果、 外部顧客に対する営業収益は20億5千5百万円となり、前年同四半期に比べ5千2百万円(2.5%)の減収となりました。 営業原価において人件費や車両燃料費が減少しましたが、セグメント利益は1億3千万円となり、前年同四半期に比べ2 千7百万円(17.4%)の減益となりました。

(不動産事業)

前期後半より新規物件が稼働を始めましたが、一部テナントとの契約終了もあったため、外部顧客に対する営業収 益は3億2千万円となり、前年同四半期に比べ1千3百万円(4.1%)の減収となりました。しかし、減価償却費や租税公 課が減少したことにより、セグメント利益は2億5千3百万円となり、前年同四半期に比べ2百万円(1.1%)の増益とな りました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場の入場者数は前年並みで推移し、営業収益が6千5百万円となってほぼ前年並みとなりましたが、人件 費や減価償却費が増加し減益となりました。また、売電事業は安定した稼働を継続しており、営業収益が2千6百万円 となり、減価償却費の減少により増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は、ほぼ前年並みとなる9千1百万円となりましたが、セグメント利益は3千6 百万円となり、前年同四半期に比べ1百万円(3.4%)の減益となりました。

(略)

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