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トランコム/経常利益は前年比8%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 35,932 △8.4  1,572 △6.3  1,538 △8.0  904 △13.1

2020年3月期第1四半期 39,240 6.4   1,678 12.0   1,671 11.9  1,041 7.5

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 802百万円 (△31.2%) 2020年3月期第1四半期 1,165百万円 (31.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内輸送需 要は減衰しており、非常に厳しい事業環境でありました。 このような中、当社グループは、社員の健康と安全の確保を最優先として、社会生活や活動の根幹である物流を 止めないという使命を持ち、顧客やパートナー事業者と一体となって社会的責任を果たすべく、事業継続に取り組 みました。

(略)

ロジスティクスマネジメント事業については、消費財を中心とした3PL事業であり、巣ごもり需要による食 品・生活衛生品・日用雑貨品などの物量増加、個人宅配ニーズに対応した業績の伸長に加え、前期稼働拠点の通期 寄与により、増収増益となりました。 物流情報サービス事業については、国内輸送需要の減衰により、貨物情報数は前年同期比39.3%減少、空車情報 数は同31.9%増加、成約件数は同15.5%減少となり、減収減益となりました。 インダストリアルサポート事業については、新型コロナウイルス感染拡大に伴う顧客の生産減や工場閉鎖等の影 響を大きく受け、減収減益となりました。 その他に区分される海外拠点においては、2020年1月~3月の業績が連結されております。2019年10月に子会社 化したSergent Services Pte Ltdの連結化による業績寄与はありましたが、海外における新型コロナウイルス感染 拡大に伴う工場閉鎖の影響などにより、増収減益となりました。 当社グループとしては、社会経済の変化に厳しさを受け止める一方で、全社でコストへの強い意識を持ち、コス トコントロール施策を実施することで、強固な組織・盤石な収益基盤を構築してまいります。また、コロナ終息後 に新たに生まれる社会的課題や物流構造の変化を見据えた中で、長期ビジョンに掲げる高度な「はこぶ」仕組みの 創造に注力してまいります。 具体的には、中ロット貨物の混載輸送の強化や、物流情報サービス事業におけるマッチングオペレーションの効 率化をはじめとしたICTの活用に取り組んでまいります。2020年6月には川崎港でのドレージ輸送、7月には首都圏 における近距離マッチングサービスを開始し、輸送バリエーションを一層充実させてまいります。 また、最先端の物流技術を組み合わせた物流施設における省人化などを目的に、2020年5月にAI・ロボティク ス・IoTなど中国先進技術を日本国内へ導入を行うChinoh.Ai㈱と資本業務提携を締結いたしました。 未だ先行きが不透明な状況ではありますが、引き続き持続的な成長を実現するべく、着実に取り組んでまいりま す。

(略)

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