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環境省/東京港大井ふ頭にヒアリが確認

物流全般 2023.06.17

東京港大井ふ頭におけるヒアリの確認について

 令和2年7月10日(金)に東京港大井ふ頭内でアリ1,500個体以上が確認され、専門家による同定の結果、特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されましたので、お知らせします。本件は、環境省が実施している定期的な港湾調査において確認されたものです。
 平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年7月14日(火)現在で16都道府県、計54事例です。

1.経緯

7/10 環境省が実施する全国港湾調査の東京港大井ふ頭内での調査において、調査事業者がコンテナヤードの舗装面にヒアリと疑わしいアリ1,500個体以上及び土中への出入りを確認。環境省が専門家に同定を依頼。調査事業者が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
7/13 環境省関東地方環境事務所が現地調査を行うとともに、粘着トラップを設置。

専門家が当該アリについてヒアリであることを確認。

2.今回確認されたヒアリについて

 確認されたアリは、ヒアリの働きアリ1,500個体程度です。

3.対応状況

 引き続き、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を東京都と協力して実施します。

 なお、関東地方環境事務所から、東京都に対して、以下を依頼しています。

・ヒアリと疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸走を防ぎ、完全に駆除等が確認さ  

 れるまでは移動を避けるよう留意するとともに、その点につき関係者にも徹底を依頼すること

・今回ヒアリの確認があったことから、当該コンテナヤード及びその周辺の点検等を適宜実施すること

・今後、環境省等が実施する調査に協力すること

4.疑わしいアリの発見時の対応について

 疑わしいアリを発見された方は、以下に留意するようお願いします。

<事業者の皆様へのお願い>

 コンテナの開封時等にヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナのどの箇所にどの程度の生きたアリ類がいるか等、状況を確認してください。

① 多数の生きたアリ類の集団がいる(予想される)場合は、コンテナの扉を閉めて逃げ出さないよう静 

置してください。そのうえで、関係機関(港湾管理者、地方公共団体、環境省地方環境事務所等)に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。可能であれば、強粘着の布ガムテープでコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないよう対応してください。

② アリ類が少数しかおらず、逃げ出す恐れのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、関係機関に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。

詳しくは、環境省の「ヒアリの防除に関する基本的考え方 Ver.3.0」のP.17~22を参照してください。  https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiaridoutei_Ver.2.1.pdf 

<一般の皆様へのお願い>

○ ヒアリの詳しい特徴や注意事項、見つけたときや刺されてしまった場合の対処方法などについては下記を参照してください。

「特定外来生物ヒアリに関する情報」

http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html 

○ ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイアル」を御利用ください。

 ・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)

 ・受付日時:午前9時から午後5時

 ・ヒアリ相談ダイアル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)

 チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。

「アリーのヒアリ相談チャットボット」

http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html

○今回確認されたヒアリ

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○今回ヒアリが発見された場所

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