東京都港湾局/東京港青海ふ頭において「ヒアリ」2000個体以上が確認 物流全般 2023.06.17 東京港青海ふ頭において確認された「ヒアリ」について 令和2年6月18日(木)に東京都江東区の東京港青海ふ頭で発見されたアリについて、 専門家による種の同定の結果、同日、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と 確認されましたので、お知らせします。 当該アリは、環境省が実施する青海ふ頭内調査において確認されたものです。 平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年6月19日現 在で16都道府県、計51事例です。 1 経緯 6/18 環境省が実施する青海ふ頭内調査において、調査事業者がコンテナヤード (昨秋の確認地点とは別区画)の舗装面にヒアリと疑わしいアリ200個体以 上を目視で確認。ヒアリまたはアカカミアリの疑いがあったため、環境省が 専門家に同定を依頼。環境省関東地方環境事務所及び東京都、調査事業者 が、確認箇所周辺に粘着トラップ及び殺虫餌(ベイト剤)を設置。 専門家が当該アリがヒアリであることを確認。 2 今回確認されたアリについて 確認されたアリは、ヒアリの働きアリ200個体以上です。 3 都の対応状況 (1) 引き続き、発見場所において、目視及びトラップの設置による調査等を環境省と協 力して実施します。 (2) 国、地元区及び港湾事業者で構成する「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通 じて迅速に情報共有を図ります。 (3) 普及啓発・注意喚起等 ・ 東京港内の港湾施設利用者及び地元区への周知 ・ 発見場所から半径2キロメートル圏内の海上公園に注意喚起の看板を設置 環境省同時発表 ・ 都ホームページにヒアリ等による被害の予防方法等の情報を掲載 ・ 港湾局・環境局SNSでの注意喚起 4 都民の皆様へのお知らせ ・ 青海ふ頭内で確認されたヒアリについては、これまでに都内の住宅地等においては 発見されておらず、ふ頭内で発見されたヒアリについても既に駆除しております。 ・ ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人 体にとって危険な生物です。もし、発見した場合には、素手で捕まえたり、触らな いように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局(下記参照)までご連絡くだ さい。 ・ ヒアリに関する詳しい情報については、以下のサイトに記載していますのでご参照 ください。 「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版」(環境省資料) http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/20190314hiari.pdf 「気をつけて!危険な外来生物」(東京都環境局特設サイト) http://gairaisyu.tokyo/species/danger_15.html ・ 環境省ヒアリ相談ダイアルを毎日開設しています(12月29日~1月3日は除く)。 0570-046-110(IP電話の場合:06-7634-7300)AM9:00~PM5:00