佐川急便/小型電気自動車の共同開発を開始する基本合意を締結 グリーン物流(環境) 2023.06.17 【佐川急便】小型電気自動車の共同開発を開始する基本合意の締結について(2020/06/16) 佐川急便株式会社とASF株式会社(以下「ASF」)は2020年6月1日、小型電気自動車の共同開発および実証実験を開始する基本合意をいたしました。 今回の基本合意締結により、両社によるプロジェクトチームを立ち上げ、試作車を製作するとともに、新たな安全機器の開発、温室効果ガス削減および業務作業や車両における課題を検証する実証実験を行います。開発車両については、軽自動車規格のキャブバンタイプを予定しており、十分な安全性を確保した上で将来的な自動運転も視野に入れた開発を目指しております。 車両イメージ(開発予定の車両とは異なります) 佐川急便は公共の道路を使用して事業を営む企業として、「安全は全てに優先する」をテーマに輸送の安全確保を第一に考えるとともに、地球環境に配慮した事業活動を推進しています。「持続可能な開発目標(SDGs)」や気候変動に関する国際的枠組みである「パリ協定」など世界の共通目標を踏まえ、今回の共同開発では走行中の二酸化炭素(CO2)や粒子状物質(PM)などの温室効果ガスや大気汚染物質を全く排出しない高い環境性能を備えた車両や、各種安全装置の開発に取り組みます。これにより、持続可能な地球環境の創造に向けて、すべての人々が安全で安心できる交通社会と脱炭素社会の実現を目指していきたいと考えております。 ASFは、日本国内での電気自動車の普及促進を図るため、ファブレスメーカーとして設立されました。将来バッテリーを活用した持続可能な社会創りを見据えビジネスを展開します。台湾の大型企業グループである台湾プラスチックグループ(Formosa Plastics Group 以下「FPG」)から資本支援だけでなく、FPGが持つ高品質なバッテリー材料の供給面でも協力を得ます。また、国内EVベンチャーの株式会社FOMMより、技術協力を得て事業を進めてまいります。最初の取り組みとして、BtoB向けの要望を満たす電気自動車を供給することを目指します。今回の共同開発を皮切りに開発を進め、2021年に量産車の開発設計を計画しております。 佐川急便会社概要 会社名 : 佐川急便株式会社 所在地 : 京都府京都市南区上鳥羽角田町68 設立 : 1965年11月 資本金 : 112億7,500万円(2020年6月1日時点) 代表者 : 代表取締役社長 本村 正秀 事業内容 : 宅配便など各種輸送にかかわる事業 佐川急便株式会社 ウェブサイトhttps://www.sagawa-exp.co.jp/ ASF会社概要 会社名 : ASF株式会社 所在地 : 東京都千代田区神田須田町1-10-4 設立 : 2020年6月 資本金 : 15,000千円(2020年6月1日時点) 代表者 : 代表取締役社長 連佩斌(レンハイヒン) 事業内容 : 電気自動車の企画、開発、製造および販売 バッテリーリース事業 上記1、2に附帯または関連する一切の業務 ASF株式会社 ウェブサイトhttps://www.asf-ev.com