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タカセ/経常利益は前年比33・7%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益  営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期 7,622 △7.1  169 △38.8  182 △33.7  98 △54.0

2019年3月期 8,204 2.3   276 179.2   276 172.4  213 207.6

(注)包括利益 2020年3月期  47百万円 (△74.0%) 2019年3月期  184百万円 (85.8%)

(略)

① 経営成績の状況

当連結会計年度の当社グループの業績は、営業収益が有価証券報告書提出会社において、新規顧客との取引開 始や既存顧客の取扱業務拡大により業務量が増加した一方で、メディア関連業務にかかる国内物流業務取扱の減 少および当連結会計年度後半における新型コロナウイルス感染症による影響も一部見られ、航空貨物取扱を中心 とする輸出業務取扱が減少したことにより、前年同期間と比較して、7.1%減の76億22百万円となりました。 利益面につきましては、海外連結子会社4社の業績が継続して堅調に利益を積上げたものの、同提出会社にお いて、先述のとおり営業収益が減少したことによる影響に加え、人手不足や最低賃金の上昇等で労務コストおよ び運賃仕入コストの上昇傾向が続いていること、新規業務開始にともなう一過性の費用が発生したこと、さらに はメディア関連業務にかかる国内物流業務取扱の減少に見合った業務態勢の再構築に時間を要したことから、営 業利益は前年同期間と比較して38.8%減の1億69百万円となり、経常利益は33.7%減の1億82百万円となりまし た。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に同提出会社の福岡営業所において建物附属設備等に かかる減損損失を計上したことから、前年同期間と比較して54.0%減の98百万円となりました。

② 報告セグメントの状況

A.総合物流事業におきましては、新規顧客との取引開始や既存顧客の取扱業務拡大による業務量の増加があ ったものの、メディア関連業務にかかる国内物流業務取扱および新型コロナウイルス感染症の影響による輸 出貨物取扱の減少もあり、営業収益が前年同期間と比較して7.3%減の75億21百万円となりました。また、営 業総利益は、海外連結子会社4社が堅調に利益を積上げた一方で、営業収益が減少したことによる影響に加 え、新規業務開始にともなう一過性の費用が発生したことや、業務態勢の再構築に時間を要したことが影響 し、前年同期間と比較して6.7%減の9億80百万円となりました。

B.運送事業におきましては、当事業が、総合物流事業に対する運送分野を担っております。営業収益は、既 存取引の業務取扱が減少したことから、前年同期間と比較して12.3%減の3億46百万円になりました。また、 営業総利益は、車両運行の効率化やコスト削減に努めたものの、燃料費の上昇に加え、営業収益減少による 影響が大きく、前年同期間と比較して33.5%減の36百万円となりました。

C.流通加工事業におきましては、当事業が、主に、総合物流事業に対する流通加工(倉庫内オペレーショ ン)分野を担っております。一部顧客への派遣人員減少に加え、国内物流業務取扱の減少により、営業収益 が前年同期間と比較して7.2%減の9億59百万円となりました。営業総利益は、コスト削減に向けた業務の効 率化を図ったものの、営業収益減少による影響により、前年同期間と比較して8.1%減の74百万円となりまし た。

(注)上記営業収益は、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。

(略)

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