川崎汽船/2020年秋から中部地区でShip to Ship方式によるLNG燃料供給を開始 物流全般 2023.06.17 日本初のLNGバンカリング船が進水 ~2020年秋から中部地区でShip to Ship方式によるLNG燃料供給を開始~ 川崎汽船株式会社、株式会社JERA、豊田通商株式会社、日本郵船株式会社(以下「4社」)は、セントラルLNGシッピング株式会社およびセントラルLNGマリンフューエル株式会社を通じて、中部地区におけるLNG燃料供給事業を推進しております。このたび、セントラルLNGシッピング株式会社が発注し、川崎重工業株式会社の坂出工場(香川県)において建造中の、船舶向けの液化天然ガス(以下「LNG」)燃料を供給するための船舶(以下「LNGバンカリング船」)が進水いたしましたのでお知らせします。 本船は今後、エンジンをはじめとした各種機器を搭載する工程を経て、2020年9月末に国内で稼動する初めてのLNGバンカリング船として竣工する予定です。営業開始後は、株式会社JERAの川越火力発電所を拠点とし、中部地区においてShip to Ship方式による船舶向けLNG燃料の供給事業に従事します。 4社は引き続き、各社のノウハウと強みを活用して、中部地区におけるLNG燃料供給体制を整えるとともに、船舶燃料のLNG化を促進することで、環境負荷の低減に貢献してまいります。 ■本船概要 ・LNG積載容量:3,500m3 ・総トン数:4,100トン ・全長:81.7メートル ・全幅:18.0メートル ・竣工時期:2020年秋 ・造船所:川崎重工業株式会社 坂出工場