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トレーディア/経常利益は前年比54・9%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益   経常利益 当期純利益

2020年3月期 14,484 △3.3  11 △89.4   90 △54.9  51 △69.8

2019年3月期 14,974 7.0   104 △13.7  199 △6.8  169 14.2

(注)包括利益 2020年3月期  △207百万円 (△297.9%) 2019年3月期  104百万円 (△57.1%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調な設備投資の下支えにより、米中間の貿易 摩擦の深刻化などによる世界経済の不確実性や消費税増税後の消費落込みがあったものの、緩やかな景気回復が続 きました。しかしながら、年明け以降は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により景況感は大幅に悪化し ており、さらなる景気下振れが懸念される非常に厳しい状況で推移しています。 港湾物流業界におきましては、事業者間の競争激化を背景に、企業間の価格競争や受注競争はまだまだ厳しく、 ユーザーの物流の効率化、コスト削減要請は企業収益を圧迫しており、また、今後は新型コロナウイルス感染症に よる世界的な需要喪失による世界経済低迷の長期化が懸念されます。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(輸出部門)

輸出部門におきましては、機械機器製品及び食料品が減少したことにより、輸出部門の売上高は11.0%減(前年 同期比)の28億90百万円余、セグメント損失は71百万円余(前年同期間はセグメント利益75百万余)の計上となり ました。

(輸入部門)

輸入部門におきましては、雑貨は前年並みに推移しましたが、繊維製品が減少したことにより、輸入部門の売上 高は3.5%減(前年同期比)の54億43百万円余、セグメント損失は19百万円余(前年同期間はセグメント損失89百万 円余)の計上となりました。

(国際部門)

国際部門におきましては、輸出は、台湾、中国及びインド向けが堅調に推移しましたが、欧州、東南アジア向け 及びアジア発北米向けの第三国積取扱いが減少し、輸出全体では対前年同期間で微減となりました。輸入は、中国 全般の取扱いが減少しましたが、ベトナム及び東南アジアの取扱いが増加し、輸入全体では微増となった結果、国 際部門の売上高は1.0%増(前年同期比)の59億40百万円余、セグメント利益は29百万円余(前年同期間はセグメン ト利益54百万円余)の計上となりました。

(その他)

倉庫業、船内荷役、港湾関連の売上高は2億12百万円余の計上となりました。倉庫業については一部倉庫賃料改 定により増収となりセグメント利益は59百万円余を計上し、船内荷役は取扱い量が減少し11百万円余を計上、結果、 港湾関連を含めたセグメント利益は71百万円余(前年同期間はセグメント利益63百万円余)の計上となりました。

(注)上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入2百万円余を含んでおります。

(略)

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