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川西倉庫/営業収益は前年比2・1%増、経常利益は前年比21・4%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

      営業収益  営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期 23,922 2.1  542 △21.5  549 △21.4  244 △25.8

2019年3月期 23,436 4.9  690 17.8   699 6.4    328 △32.5

(注)包括利益 2020年3月期  235百万円 (818.1%) 2019年3月期  25百万円 (△95.6%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、期初から雇用情勢の改善、個人消費に持ち直しの動きがみられるなど景 気は回復基調で推移しておりましたが、今年に入ってからの新型コロナウイルスの感染拡大の影響により経済活動 は停滞しており、国内消費も抑制されるなど景気の減速が高まる状況となりました。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画『Vision2021・新たな発展を目指して』で掲げる、北関 東地区の新倉庫や海外倉庫の安定稼働、集荷強化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区への投 資等の成長に向けた戦略的投資を予定するなど、経営基盤の安定、強化に積極的に取り組んでまいりました。 当連結会計年度においては、港湾運送業務の減少や今年に入り貨物の取扱量が減少するなどの影響はありました が、通期では食料品等の貨物の取扱高が堅調に推移したことにより、営業収益は前期を上回りました。営業利益に ついては、海外での倉庫業務の増加や前期に発生した営業倉庫の大型修繕、荷役用具の購入費用等が減少したこと による増加要因がありましたが、貨物の増加により再保管経費や横持ち費用等の諸経費が増加したことや前期に新 設した倉庫の不動産諸税が発生するなどの減少要因が上回り、前期を下回りました。経常利益についても前期を下 回り、親会社株主に帰属する当期純利益についても経常利益の減少に加え、前期に発生した台風21号等の影響によ る損失等は減少したものの、投資有価評価損等を特別損失に計上したことにより前期を下回りました。 その結果、当連結会計年度の営業収益は前期比2.1%増加の23,922百万円、営業利益は前期比21.5%減少の542百 万円、経常利益は前期比21.4%減少の549百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比25.8%減少の244百万 円となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①国内物流事業

(倉庫業)

普通倉庫業務は食料品等の取扱いが堅調に推移し、入出庫高、保管高とも前期を上回りました。冷蔵倉庫業務 は入出庫高、保管高とも前期を下回りました。

(港湾運送業)

港湾運送業務は神戸港での港湾運送取扱業務が減少したことにより前期を下回りました。

(貨物運送取扱業務)

貨物運送取扱業務は貨物の取扱いが増加したこと、また前連結会計年度に増加した連結子会社の業績が期初か ら寄与したこともあり前期を上回りました。

(その他物流関連業務)

流通加工業務については前期を下回りましたが、手続業務については取扱貨物の増加により前期を上回りまし た。 その結果、国内物流事業の営業収益は前期比2.6%増加の20,664百万円、セグメント利益は前期比6.4%減少の 1,297百万円となりました。

②国際物流事業

国際物流事業においては、海外子会社の倉庫業務は前期を上回りましたが、輸出入貨物の取扱いが前期に比べ 減少したことにより営業収益は前期を下回りました。セグメント損失(当期、前期ともに損失)については、海 外子会社の倉庫業務が増加したこと等により前期に比べ減少しました。 その結果、営業収益は前期比4.3%減少の2,810百万円、セグメント損失は1百万円(前期はセグメント損失59 百万円)となりました。

なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は 前期比7.1%増加の467百万円、セグメント利益は前期比4.9%減少の212百万円となりました。

(略)

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