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岡山県貨物運送/経常利益は前年比17・5%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益    営業利益  経常利益   当期純利益

2020年3月期 42,398 △2.1  1,445 △25.5  1,744 △17.5  1,121 △16.6

2019年3月期 43,314 4.0   1,940 28.9   2,114 26.7   1,345 △8.0

(注)包括利益 2020年3月期 1,020百万円 (△19.4%) 2019年3月期 1,265百万円 (△16.9%)

(略)

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における我が国経済は、企業収益の底堅い推移や雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直し などを背景に緩やかな回復基調で推移してまいりましたが、米中の貿易摩擦や中東情勢の悪化、英国のEU離脱問題 など、海外情勢の不確実性を受け景気は先行き不安な状況が続いております。 運輸業界におきましても、国内貨物総輸送量は度重なる自然災害の影響や消費税増税に伴う駆け込み需要の反動、 さらには新型コロナウイルスの感染拡大もあり減少傾向でありました。また「働き方改革関連法」の施行により有給 休暇5日取得の義務化、残業時間の上限規制の適用等により労働力の不足感が一段と強まり厳しい状況で推移してお ります。 このような経済環境下、当社グループは、長時間労働の是正、労働環境・労働条件の改善につとめ、働きやすい職 場づくりを推進してまいりました。さらには適正運賃・諸料金(付帯作業料等)の収受を継続的に進めるとともに、 輸送品質の向上とコスト削減につとめ、お客様からの信頼をいただける企業として積極的な営業展開をしてまいりま した。 その結果、当連結会計年度の営業収益は423億9千8百万円(前連結会計年度比2.1%減)となり、営業利益は 14億4千5百万円(前連結会計年度比25.5%減)、経常利益は17億4千4百万円(前連結会計年度比17.5%減)と なりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は11億2千1百万円(前連結会計年度比16.6%減)となりまし た。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 貨物運送関連

貨物運送関連につきましては、年度後半は消費税増税後の景気の低迷や、新型コロナウイルスの感染拡大の影響 もあり運送需要の動きが弱く貨物取扱量は前連結会計年度に比べ減少したことにより、営業収益は405億3千9 百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は13億1千9百万円(前連結会計年度比24.1%減)となりました。

② 石油製品販売

石油製品販売につきましては、商品販売量の減少及び販売単価の下落などにより、営業収益は10億3千8百万 円(前連結会計年度比23.0%減)となり、営業損失は3千6百万円(前連結会計年度は2千万円の営業利益)となりま した。

③ その他

その他につきましては、自動車用品販売、フォークリフト販売及び一般労働者派遣等を含んでおり、営業収益は 8億1千9百万円(前連結会計年度比1.9%増)となり、営業利益は1億4千万円(前連結会計年度比13.3%減)とな りました。

(略)

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