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宇徳/経常利益は前年比16・1%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収入   営業利益   経常利益   四半期純利益

2020年3月期 54,271 △8.0  2,836 △16.3  3,100 △16.1  2,423 △1.8

2019年3月期 58,979 5.6   3,391 5.5    3,694 7.8   2,468 4.3

(注) 包括利益 2020年3月期 2,215 百万円 ( 0.9%) 2019年3月期 2,194 百万円 ( △14.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度においては、米中通商問題の激化を発端とする中国経済の減速傾向が今後の世界経済の先行きを不 透明なものにしていましたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、経済の停滞感が急速に強まっ ています。消費税率引き上げや自然災害の多発にもかかわらず、良好な雇用環境に支えられ、個人消費、国内需要な ど、基調としては緩やかな成長を続けてきたわが国経済も、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への大き な影響が出始めており、移動制限に伴う生産・投資活動の減速が顕著になっています。 京浜港(東京港・横浜港)全体の外貿コンテナ取扱量およびわが国の完成車輸出総台数は減少しました。また、自 然災害によりサプライチェーンに大きな影響を受けた建設機械の輸出も前年を下回りました。 セグメント別の経営成績は次のとおりとなりました。

(略)

① 港湾事業

一部の港湾倉庫で作業契約が終了した他、当社の取扱コンテナ量、完成車および建設機械のいずれもが減少に転じ たことから、事業全体では前期比で減収となりましたが、各種作業における効率化を図り、また料金の改定による収 益向上努力の結果、利益は微減にとどまりました。

② プラント・物流事業

プラントは海外におけるプラント組立工事完工で実績を積み上げましたが、国内再生可能エネルギー発電建設工事 で、納期確保のために対処した結果、採算を悪化させました。物流は料金の改定により収益を改善し、工場設備やプ ラント輸送においても実績を積み上げましたが、事業全体では前期比で減収減益となりました。

③ その他

自社ビル等不動産の賃貸等があります。 以上の結果、当連結会計年度の営業収入は54,271百万円(前年同期比8.0%減)、営業利益は2,836百万円(同16.3 %減)、経常利益は3,100百万円(同16.1%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、賃貸不 動産である芝浦シーバンスビル(東京都港区)の共有持分を売却したこと等による固定資産売却益621百万円を特別利 益に計上したことから、2,423百万円(同1.8%減)となりました。

(略)

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