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キムラユニティー/経常利益は前年比13・2%増(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高  営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期 54,309 2.8  2,555 14.6  2,754 13.2  1,657 14.2

2019年3月期 52,819 8.1  2,229 43.9  2,433 41.2  1,451 72.6

(注)包括利益 2020年3月期  795百万円 (△20.9%) 2019年3月期  1,005百万円 (△42.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における我が国経済は、国内では雇用環境の改善や堅調な企業業績に支えられ緩やかな回復基調にあ りましたが、年度終盤で発生した新型コロナウィルスの感染拡大の影響による経済活動の停滞等により景気減速が懸念さ れます。海外においても、米中貿易摩擦の世界経済への影響、中東における米国とイランの対立激化等の地政学リスクの 高まりに加え、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、国内同様に景気減速が懸念され、一層先行き不透明な状 況となっております。 また、当社グループと関係の深い自動車業界でも、国内外で加速しているCASE(コネクテッド・自動運転・シェア リング・電動化)への取り組み等の「100年に1度の大変革期」を迎える中、年度終盤に発生した新型コロナウィルスの感 染拡大に伴い生産ラインが停止する等、先行き不透明な状況となっております。 このような環境の中で当社グループは、国内では、6月に北本事業所の開設や、海外では、米国関連会社で新規拠点を 開設するなど国内外で積極的な拡販活動に努めてまいりました。 その結果、当連結会計年度の売上高は、主力事業である物流サービス事業を中心に、新規拠点の開設や主要顧客から の受注量の増加等により、54,309百万円(前年同期比2.8%増収)となりました。 営業利益は、物流サービス事業の増収効果及び北米子会社KIMURA,INC.での業績回復等により2,555百万円 (前年同期比14.6%増益)、経常利益は営業利益の増益により2,754百万円(前年同期比13.2%増益)、親会社株主に帰属 する当期純利益は、国内子会社株式会社スーパージャンボの「のれん」の減損損失はありましたが、経常利益の増益等に より1,657百万円(前年同期比14.2%増益)となりました。 なお、主なセグメント別の売上高(セグメント間の内部売上を含む)、営業利益の状況は次の通りであります。

①物流サービス事業

売上高は、国内での格納器具製品事業における主要顧客からの受注量の減少はありましたが、包装事業において関東 地区の受注量の拡大や中国子会社の受注量の増加等により、37,639百万円(前年同期比4.5%増収)となりました。営業利 益は増収効果及び北米子会社KIMURA,INC.での業績回復等により3,095百万円(前年同期比6.8%増益)となりま した。

②自動車サービス事業

売上高は、年度終盤で発生した新型コロナウィルスの影響に伴い車両販売事業における国内子会社株式会社スーパー ジャンボの販売台数の減少等により、14,898百万円(前年同期比0.9%減収)となりました。営業利益は車両リース事業に おける材料費の減少及び車両整備事業における外注費の減少等により502百万円(前年同期比67.3%増益)となりました。

③情報サービス事業

売上高は、主要顧客からの受注量の減少等により、1,583百万円(前年同期比1.0%減収)となりました。営業利益は売 上高の減収等により135百万円(前年同期比19.7%減益)となりました。

④人材サービス事業

売上高は、積極的な拡販活動や新規顧客の獲得に注力したこと等により、562百万円(前年同期比0.5%増収)となりま した。営業利益は売上高の増収等により22百万円(前年同期比195.6%増益)となりました。

⑤その他のサービス事業

売上高は、売電サービスにより、46百万円(前年同期比3.9%増収)となりました。営業利益は13百万円(前年同期比 16.5%増益)となりました。 なお、北米子会社、中国子会社の決算期は2019年12月31日であります。

(略)

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