デンカ/大牟田工場に新総合事務所が竣工 SCM・製造拠点 2023.06.17 新総合事務所「Omuta Innovation Hub」大牟田工場に竣工 デンカ株式会社(本社:東京都中央区、社長:山本学、以下「デンカ」)の大牟田工場(福岡県大牟田市)において、2月27日に新総合事務所「Omuta Innovation Hub(オオムタ イノベーション ハブ)」が竣工いたしました。 大牟田工場は1916(大正5)年に、大牟田の石炭コンビナート地帯にてカーバイド、石灰窒素肥料を製造する無機化学製品の工場として操業を開始いたしました。その後、高温処理技術や窒化反応技術を発展させ、電子部品や高機能セラミックス製品を生み出してまいりました。中でも、デンカの主力商品であるアセチレンブラック、窒化ケイ素、ANプレート、SNプレート、球状シリカ・アルミナ、蛍光体は、ゼロ炭素社会を目指したxEVに代表される自動車産業や5Gなどのメガトレンドを見据えた高機能製品として、社会発展ならびに地球環境保全に向けて一層貢献してまいります。 「Omuta Innovation Hub」は、製造部門と間接部門が一体感を高め業務プロセス改革や、働き方改革により生産性向上を図ることを目的とし設立いたしました。これまで点在していた製造、研究、生産技術部門を集約し工場のハブ(中枢)として一体的・機能的な運営を実現するとともに、コミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用し、快適な職場環境を提供してまいります。 デンカは「Omuta Innovation Hub」完成を機に、大牟田工場を将来に向けた新たな製品開発を推進していくイノベーションの拠点にするとともに、地域の皆様に貢献できる「世界の工場」として持続的な成長を目指してまいります。 【Omuta Innovation Hubの概要】 ・所在地:福岡県大牟田市新開町1 ・建物:地上3階建、延床面積約4,000m2 【大牟田工場の概要】 ・所在地:同上 ・操業開始:1916年(大正5年) ・主要生産品目:アセチレンブラック、窒化ケイ素、窒化アルミ基板、球状シリカ・アルミナ、蛍光体 など