三井E&Sホールディングス/千葉工場における造船事業終了に伴い希望退職者を募集 SCM・製造拠点 2023.06.17 千葉工場における造船事業の終了および希望退職者の募集に関するお知らせ 当社の連結子会社である三井E&S造船株式会社(社長:古賀哲郎)は、千葉工場における造船事業を終了することを決定いたしました。 また、この決定に伴い、当社グループ内での要員再配置、および希望退職の募集を含む要員対策を実施することとしましたので、お知らせいたします。 1.千葉工場における造船事業の終了および要員対策の理由 商船の新造事業においては、市況の低迷が長期化し、中韓・国内造船所との競合関係は厳しさを増しています。このような中、当社グループの造船事業を担う三井E&S造船株式会社は、これまで培った技術力を基盤に、商船事業においては、次世代型エコシップの開発等により競争力の向上を図ってまいりました。 同社千葉工場においては首都圏所在の製造拠点としての立地性を生かした事業構造の転換を進め、同工場における商船建造を漸次縮小し、エンジニアリングを主体とする事業方針を展開してまいりました。しかしながら、このほど現在の事業体制の見直しをさらに進める中で、新造商船の建造が大半を占める千葉工場の造船事業を終了し、リソースの再配置を行い、収益性の向上を図っていくことを決定いたしました。 なお、同社玉野艦船工場においては従来と同様の事業運営を進めてまいります。 また、現在、同社 千葉工場に在籍する従業員については、他工場および三井E&Sグループ各社への再配置を中心に検討しておりますが、全従業員の再配置先を確保することは困難という判断により、希望退職の募集を行うこととなりました。 2.千葉工場における造船事業の概要 (1)三井E&S造船株式会社 千葉工場の内容 ○所在地:千葉県市原市八幡海岸通1番地 ○従業員数:461名(2020年2月1日現在) ○生産量:油槽船 1隻、ばら積運搬船 3隻(2019年竣工ベース) (略)