日本通運/欧州発太倉経由日本向けRAIL & SEA複合輸送サービスを開始 物流全般 2023.06.17 日通、欧州発太倉経由日本向けRAIL & SEA複合輸送サービスを開始 2020年2月19日 ~「NEX OCEAN-SOLUTION CHINA LAND BRIDGE EJ(Europe・Japan)」を発売~ 当社は、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送を利用した、中国・太倉経由の欧州発日本向けRAIL & SEA複合輸送サービス「NEX OCEAN-SOLUTION CHINA LAND BRIDGE EJ(Europe・Japan)」を2月19日(水)から販売開始します。 【サービス内容】 欧州のドイツ・ハンブルグとデュイスブルグ、ポーランド・マワシェビチェから中国・西安までの鉄道輸送と太倉港から日本の主要港(東京/横浜/名古屋/大阪/神戸)までの海上輸送を組み合わせた複合一貫輸送サービスです。欧州の各鉄道ターミナルから日本の主要港までのリードタイムは26~28日となります。 【サービスの特長】 ALL-WATERでの海上輸送(約40日)に比べ、大幅なリードタイム短縮を実現します。 従来の欧州発中国・大連系由のRAIL & SEA複合輸送サービスに比べ、リードタイムは約1週間短縮、輸送コストは約40%安価です。 欧州各鉄道駅から西安駅への列車は週2便(毎週水・金曜日発)で定期運行されており、海上輸送との接続にも柔軟に対応することが可能です。 【サービス開発の背景】 当社では2015年11月から中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスを、航空輸送と海上輸送の中間に位置する「第3の輸送モード」として商品開発し、新たな輸送手段として確立しました。 2018年5月から中国欧州鉄道を利用した日本発欧州向けの複合一貫輸送サービスを中国・大連港経由で開始、さらに2019年9月から中国・厦門(アモイ)港経由を加え、SEA & RAIL複合輸送サービスを拡充してきました。「第3の輸送モード」に対するお客様の関心は高く、他ルートについても商品化の検討を進める中で、この度、さらなるリードタイム短縮やコスト削減を実現し、より利便性の高いサービスが提供可能な商品開発に至りました。 当社は、今後も多様化する物流ニーズにお応えすべく、様々なモードを組み合わせた新しい輸送商品を開発し、企業理念に掲げる「物流から新たな価値を創る」ことを目指します。 ※国際鉄道輸送に関する当社サイト(URL:https://www.nittsu.co.jp/railfreight/)