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中央倉庫/経常利益は前年比5・1%増(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益  営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 19,993 0.5  1,237 5.7   1,407 5.1   935 32.7

2019年3月期第3四半期 19,894 1.2  1,171 △3.1  1,339 △1.3  704 △27.5

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 1,267百万円(-%) 2019年3月期第3四半期 △481百万円(-%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出に弱さがみられ、また、消費税増税による個人消費の落 ち込みなどの影響を受けて、景気の回復は鈍化傾向となっております。世界経済においては,中国の景気減速や米 中間の貿易摩擦に加えて中東情勢の緊迫化等の要因により、先行き不透明な状況となっております。 物流業界におきましても、上記の経済環境が大きく影を落とし、国内、輸出入共に取扱高が減少傾向となりまし た。また、環境問題の意識の高まりにより一部貨物の取扱いに影響を受けたことや人手不足による人件費の増加が 続くなど引き続き厳しい経営環境で推移しました。 このような事業環境のもと、当社グループは、当連結会計年度よりスタートした第6次中期経営計画「CHAN GE!to2021」の具体的取組を着実に実践に移し、また「CHANGE(意識・知識・組織)」の考え方の 浸透を推し進めて参りました。また、顧客ニーズへの的確な対応と業務の効率化を図るため、既存設備の改修を進 めるとともに、2019年5月にさらなる事業拡大のため滋賀県大津市に倉庫施設建築用地を取得し、2019年11月には 北陸支店金沢営業所において倉庫の増築工事が完成・稼働しました。加えて、新分野への取組みと位置付けている 梅小路地区資産有効活用計画については、その計画の一環として当社本社および京都支店梅小路営業所の隣接地で ある京都市市有地を2019年8月に取得し、2019年12月には計画の内容(建築建物の内容、建築時期、運営事業者 等)について決定するなど、着実に進めております。 また、さらなる業務品質の向上を図るとともに、環境に配慮したグリーン経営の推進にも取り組み、経営の効率 化に努めました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は、19,993百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は 1,237百万円(前年同期比5.7%増)、経常利益は1,407百万円(前年同期比5.1%増)、親会社株主に帰属する四半 期純利益は前年に特別損失に計上した減損損失がなくなったことと投資有価証券評価損が減少したこと等により 935百万円(前年同期比32.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 倉庫業

倉庫業におきましては、入出庫高及び貨物回転率は前年同期に比し減少しましたが、保管残高は微増となりま した。これらの結果、倉庫業の営業収益は4,897百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は前期に発生し た新規保管取扱貨物に関する費用がなくなったこと等から608百万円(前年同期比16.1%増)となりました。

② 運送業

運送業におきましては、取扱数量は減少し、人件費は増加しましたが、料金改定や配送・配車の効率化、営業 活動に引き続き注力したこと等により、運送業の営業収益は9,544百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利 益は797百万円(前年同期比4.2%増)となりました。

③ 国際貨物取扱業

国際貨物取扱業におきましては、梱包業の取扱数量は減少し、通関業の取扱数量も輸入・輸出ともに減少しま したが、三国間貿易の取扱いが増加したことなどの影響により、国際貨物取扱業の営業収益は5,660百万円(前 年同期比2.0%増)セグメント利益は369百万円(前年同期比1.5%減)となりました。

(略)

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