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ヤマタネ/売上高は前年比1・4%増、経常利益は前年比42・6%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 41,135 1.4  2,628 △39.9  2,427 △42.6  1,568 △34.9

2019年3月期第3四半期 40,571 0.4  4,369 24.5   4,232 25.1   2,407 12.2

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 2,603百万円(△17.1%) 2019年3月期第3四半期 3,141百万円( 6.0%)

(略)

①当第3四半期の概況

当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、不動産部門において前期に実施した販売用不動産売却 (13億64百万円)の剥落による減収要因がありましたが、その他の物流・食品・情報各部門において増収となり、 売上高は411億35百万円(前年同期比1.4%増)となりました。一方、営業利益は不動産部門における販売用不動産 の売却益剥落影響(12億72百万円)を主因に26億28百万円(同39.9%減)となり、経常利益は不動産開発に伴う資 金調達費用の増加等もあり24億27百万円(同42.6%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益 は投資有価証券売却益に加え前期に計上した企業年金基金脱退損失の剥落等の増益影響はありましたが、15億68百 万円(同34.9%減)となりました。 なお、第1四半期連結会計期間において、当社から連結子会社である株式会社ヤマタネロジワークスへ「ストッ クテイ君事業」のうち陳列・棚卸事業を吸収分割の方法により事業譲渡いたしました。これに伴い、第1四半期連 結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、当第3四半期連結累計期間のセグメント別の比較・分析は 変更後の区分に基づいております。 詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報 等)」に記載のとおりであります。

②セグメント別の概況

<物流部門>

物流部門では、秋口以降、消費税増税前の駆け込み需要に対する反動減が懸念されておりましたが、国内経済は 総じて底堅く推移いたしました。このような状況下、当社においては営業拠点新設の影響も加わり、保管料や運送 料が増収になったほか、国際業務でも海外引越や港運通関業務が好調であったことから、売上高は165億48百万円 (前年同期比2.4%増)となりました。一方で営業利益は、荷役や運送関連の下払い費用の増加に加え、営業拠点新 設に伴う一時的な費用増等により18億44百万円(同18.5%減)となりました。

<食品部門>

食品部門では、顧客ニーズに対応した商品をタイムリーに提供できたこと等により、量販・外食向けである精米 販売は55千玄米トン(前年同期比7.0%増)、一般小売店や他卸売業者向けである玄米販売は、17千玄米トン(同 13.3%増)となり、総販売数量は73千玄米トン(同8.4%増)となりました。売上高は、販売数量の増加により210 億27百万円(前年同期比8.3%増)となりました。一方で営業利益は、販売面での価格競争の激化による差益率の低 下や配送費の増加等により4億32百万円(同5.4%減)となりました。

<情報部門>

情報部門では、消費税率改定対応等のシステム開発業務が堅調に推移したことにより売上高は12億97百万円(前 年同期比0.1%増)となりました。営業利益は、差益率の高い開発案件が増加したこと等により33百万円(同334.0 %増)となりました。

<不動産部門>

不動産部門では、前期に実施した販売用不動産売却による増収要因が剥落したことに加え、主力物件の再開発に 伴う建替え工事により賃貸料収入が減少し売上高は22億63百万円(前年同期比38.8%減)となり、営業利益は9億 78百万円(同56.9%減)となりました。

(略)

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