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トナミホールディングス/営業収益は前年比0・6%増、経常利益は前年比7・2%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益  営業利益   経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 104,662 0.6  5,502 △8.0  5,825 △7.2  3,819 △5.4

2019年3月期第3四半期 104,054 5.6  5,983 31.5  6,274 25.7   4,037 30.3

(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 3,888百万円( △22.6%) 2019年3月期第3四半期 5,025百万円( 21.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日、以下「当第3四半期」という。)における日本経 済は、内閣府発表の1月度月例経済報告によると、景気は、輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが 一段と増しているものの、緩やかに回復しているとされております。 物流業界におきましては、国内貨物輸送量のマイナス傾向が続いていることに加え、慢性化している人手不足や、 働き方改革への対応に伴う人件費負担や外注委託費の増大、中東産油国の政情悪化による不透明な燃料価格動向な ど、厳しい経営環境が続いております。 当社グループでは、第21次中期経営計画(2018年4月1日~2021年3月31日)の2年度目となる本年度も、「持 続的な成長企業への進化!! Try & Growth “2020”」をスローガンとして、事業継続にむけた経営基盤の強化 に邁進しております。 働き方改革を経営の中心に据え、「人にやさしい企業グループ」を目指し、「1人時間当たりの生産性改善」、 「安全・安心・安定した職場環境の実現」、「人材採用活動の推進」、「メンター制度推進」の取り組みとともに、 働き方改革関連法に基づいた社内環境の改善活動を進めております。 貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業においては、新規顧客拡販・既存顧客深耕による事業収益拡大の推進 に加え、重点事業である3PL(サードパーティロジスティクス)事業を通じた、倉庫と輸配送を組み合わせた総 合的な提案など、荷主企業の物流ニーズに対し、最適な物流サービスを提供し、事業の拡大に努めました。 その結果、当社グループの当第3四半期における経営成績は、営業収益において104,662百万円と、前年同四半期 に比べ608百万円(0.6%)の増収となりました。 利益面におきましては、新規顧客開発や運賃改訂交渉など、収益拡大に取り組むとともに、物量に見合ったコス トコントロール機能の強化や生産性向上の取り組みによりコスト削減に努めました。しかしながら、従業員の働き やすい環境づくりや、処遇向上・業務体制の見直しなどを行い、安定した物流サービスの維持強化を促進した結果、 事業継続に向けた必要コストの増加もあり、営業利益は5,502百万円と、前年同四半期に比べ480百万円(8.0%)の 減益となりました。 経常利益は5,825百万円と、前年同四半期に比べ448百万円(7.2%)の減益となりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3,819百万円を計上し、前年同四半期に比べ218百万円(5.4%)の 減益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

①物流関連事業

当第3四半期における物流関連事業は、3PL事業の伸展などにより営業収益は95,888百万円と、前年同四半期 に比べ296百万円(0.3%)の増収となりました。 セグメント利益は、働き方改革にともなうコスト負担や人手不足による外注費の増大により、4,999百万円を計上 し、前年同四半期に比べ432百万円(8.0%)の減益となりました。

②情報処理事業

情報処理事業における営業収益は新規顧客の獲得などにより、2,263百万円を計上し、前年同四半期に比べ272百 万円(13.7%)の増収となりました。 セグメント利益は366百万円を計上し、前年同四半期に比べ110百万円(43.0%)の増益となりました。

③販売事業

物品販売ならびに委託売買業、損害保険代理業等の販売事業における営業収益は5,157百万円と、前年同四半期に 比べ7百万円(0.1%)の減収となりました。 また、セグメント利益は174百万円を計上し、前年同四半期に比べ56百万円(24.4%)の減益となりました。

その他、自動車修理業、その他事業などで営業収益1,352百万円を計上し、前年同四半期に比べ47百万円(3.6 %)の増収となりました。 セグメント利益は99百万円を計上し、前年同四半期に比べ1百万円(2.0%)の減益となりました。

(略)

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