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東都水産/売上高は前年比0・4%増、経常利益は前年比9・5%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益 四半期純利益

2020年3月期第3四半期 89,900 0.4   788 △0.7   970 △9.5  728 △1.5

2019年3月期第3四半期 89,552 △1.3  793 △19.3  1,071 7.5   740 30.9

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期  716百万円 (55.1%) 2019年3月期第3四半期  462百万円 (△52.6%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、世界経済減速などを背景に輸出が減少傾向にある一方、設備 投資や個人消費等、内需は堅調さを維持し、緩やかではありますが回復基調を維持いたしました。 一方海外経済においては、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速、英国のEU離脱問題など、依然先行き不透明 な状況は続いております。 水産物卸売市場業界におきましては、海外での需要増加により仕入価格が高止まりし、水産資源の減少や魚の回 遊水域の変化による漁獲量の減少、さらに市場外流通との競合とも相俟って取扱数量の減少が続くという厳しい事 業環境で推移いたしました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は、今期より本格的に稼働いたしました当社海外事業部による輸出取引の増 加及び川越水産市場㈱において、2019年4月より運営を開始いたしました一般消費者向け小売店舗「生鮮漁港川 越」の売上高増加等により前年同四半期連結累計期間と比べ0.4%増加の89,900百万円となりました。営業利益 は、当社海外事業部の輸出取引に係る物流経費の増加等により、前年同四半期連結累計期間と比べ0.7%減少の788 百万円となりました。経常利益は㈱埼玉県魚市場で物流センター建設に伴う補助金収入があったものの、受取配当 金及び為替差益の減少等により前年同四半期連結累計期間と比べ9.5%減少の970百万円、親会社株主に帰属する四 半期純利益は前年同四半期連結累計期間と比べ1.5%減少の728百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

①水産物卸売事業

売上高につきましては、当社海外事業部による輸出取引の増加及び取扱高の増加等により、前年同四半期連結累 計期間と比べて1.7%増加の84,414百万円となりました。営業利益は、当社海外事業部の輸出取引に係る物流経費 が増加したものの、売上総利益の増加等により、前年同四半期連結累計期間と比べて32.9%増加の434百万円とな りました。

②冷蔵倉庫及びその関連事業

売上高につきましては、当社で所有していた東京冷凍工場の閉鎖及びAERO TRADING社の売上高の減少等により、 前年同四半期連結累計期間と比べて19.1%減少の4,946百万円となりました。営業利益は、売上高の減少に伴う売 上総利益の減少等により、前年同四半期連結累計期間と比べて24.8%減少の221百万円となりました。

③不動産賃貸事業

売上高につきましては、川越水産市場㈱において2019年4月より運営を開始いたしました一般消費者向け小売店 舗「生鮮漁港川越」の売上高増加等によって、前年同四半期連結累計期間と比べて16.5%増加の539百万円となり ました。営業利益は、賃貸物件の稼働率低下等に伴い、前年同四半期連結累計期間と比べて17.0%減少の146百万 円となりました。

(略)

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