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東部ネットワーク/売上高は前年比1・9%増、経常利益は前年比11・2%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

            売上高  営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 9,740 1.9  540 △10.9  582 △11.2  406 △10.8

2019年3月期第3四半期 9,559 2.3  607 18.9   655 18.8   455 28.3

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)におけるわが国経済は、各種経済政策や雇 用環境の改善により、概ね緩やかな回復基調で推移いたしましたが、相次ぐ自然災害の発生や消費税増税後の国 内消費の低迷による景気の下振れ懸念など、力強さに欠ける状況でありました。また、世界経済においては米中 の貿易摩擦問題を巡る緊張や地政学的リスクなど、先行き不透明感が払拭し切れない状況が続いております。 当社の主力事業領域である貨物自動車運送業界は、国内貨物の荷動きに力強さが見られないなか、人材確保の ための労働環境の改善やコンプライアンス対応などのコスト負担は増加しており、さらには不安定な燃料価格の 動向にも注視する必要があり、依然として厳しい事業環境が続いております。 このような事業環境に対応するため、当社は西日本地区における物流サービス網の拡充を進めるとともに、収 益基盤の構造改革に向けた3PL事業による提案物流の推進に積極的に取り組んでまいりました。 具体的な施策成果としましては、2019年6月より東部神戸物流センター(兵庫県)が稼働し、建設中の東部滋 賀物流センター(滋賀県)は、当初の開設予定より遅れておりますが、2020年9月竣工予定であります。その他 にも進めてきました複数の新規事業投資案件が、展開可能なステージに移行しつつあります。今後もスピード感 をもって3PL事業の強化・拡大及び収益性の向上に注力し、経営体質の強化に努めてまいります。 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は9,740,203千円(前年同期比1.9%増)、営業利益540,864千円 (前年同期比10.9%減)、経常利益582,548千円(前年同期比11.2%減)、四半期純利益406,494千円(前年同期 比10.8%減)となりました。 セグメント別の業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

飲料輸送は、需要低下による輸送量が伸び悩むなか、西日本地区における物流網の拡充効果により、輸送実績 の純増分が東日本地区の落ち込み分をカバーし増収となりました。セメント輸送は、大口取引先の終了に加え、 国内におけるセメント販売が減少した影響により減収となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、6,811,148千円(前年同期比7.1%増)、 セグメント利益は、繁忙期対応による営業費用の増加及び人手不足による収益性の低下や新センター立ち上げ費 用の影響により、284,205千円(前年同期比16.8%減)となりました。

(商品販売事業)

セメント販売は、新たに取引先を獲得できましたので増収となりましたが、石油販売で大口販売先の終了によ る減収が大きく影響したことから減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、1,834,996千円(前年同期比8.7%減)、セグメント利益は8,336千円(前年同期 比32.8%減)となりました。

(不動産賃貸事業)

自社施設のオフィスビルで、一部のテナントとの契約の終了があったことや、借上施設の提供で取引先飲料メ ーカーの契約終了よって減収となりました。 この結果、当事業の売上高は970,957千円(前年同期比8.4%減)、セグメント利益は483,468千円(前年同期比 1.0%増)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、一般修理の受注増で増収となりましたが、派遣業におきまして、派遣契約先の減少による 影響から減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、123,100千円(前年同期比3.6%減)、セグメント利益は20,214千円(前年同期 比63.9%増)となりました。

(略)

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