トルビズオン/Kipsより総額2,500万円の資金調達を発表 物流システム 2023.06.17 「空に道をつくる」上空シェアリングサービス”sora:share”を運営するトルビズオン、Kipsより総額2,500万円の資金調達を発表~ドローン社会を見据えた空のインフラ整備を加速~ ドローンスタートアップの株式会社トルビズオン(所在地:福岡市中央区、代表取締役社長兼CEO:増本衛、以下「トルビズオン」)は、The Independents Angel投資事業有限責任組合 (東京都千代田区 無限責任組合員 株式会社Kips 代表取締役:國本行彦、以下「Kips」)を引受先とする第三者割当増資により、総額2,500万円の資金調達を実施しました(2019/7/1)。今回の資金調達により、上空シェアリングサービス(sora:share)の更なる拡大、ユーザビリティ向上に関する取り組みを継続して行ってまいります。 ■上空シェアリングサービス「sora:share」について(HP:https://www.sorashare.com) 空撮やインフラ点検の分野において、年々拡大を続けるドローン市場。近い将来にはドローンを用いた配送や空飛ぶタクシーなどの実現が見込まれています。しかし、日本では民法207条「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ。」という制限により、無許可に第三者土地上空でドローンを飛行させることは困難です。その結果、ドローンユーザー(事業者)は飛行可能な空の確保に課題を感じており、日本全体としてのドローン普及の足かせにもなっています。そこで私たちは「上空の利用許可を売買する」という、全く新しいサービスを開発しました。ドローン航行のための空中権取引を促進し、手数料を収益化します。日本にて空中権取引の標準化を行った後、ASEAN地域をはじめとした世界各国への展開を予定しております。sora:shareに登録された空が繋がっていき、線になり、そして面になることで、ドローン物流や、人の輸送が可能になる世界を実現します。 ■土地をお持ちの方、ドローンをお持ちの方のご利用をお待ちしております。 上記民法の通り、土地をお持ちの方は上空の権利も所有しています。sora:shareを利用し、ドローンをお持ちの方に貸し出すことで、収益を得ることができるようになるのです。また、より安心・安全な空の運用を実現するため、最大1億円まで保証可能な「sora:share保険」を、損保ジャパン日本興亜と共同開発しております。是非「空」という新しい遊休資産の活用をお考えください。ドローンをお持ちの方、sora:shareには練習や空撮のニーズに最適な空が多数掲載されています。業務でのご利用をお考えの法人様もお気軽にご相談ください。 ■ドローン社会実現に向け、各所との連携を加速 既に物流大手セイノーホールディングスや損保ジャパン日本興亜、機体メーカーエアロネクストなどとの企業間連携に加え、2019年5月に行われた福岡市での実証実験を始めとする自治体連携も進めています。今後も引き続きユーザーの獲得、ソフトウェア開発に注力するのと併せ、ドローン社会を見据えたパートナーシップの強化も行っていく予定です。その中で、共に空に道をつくっていく仲間を積極的に採用しております。東京もしくは福岡での勤務になります。(連絡先mail: a.shimizu@truebizon.com) (先日行われた福岡市でのドローン配送に関する実証実験の様子。百万人を超える大都市中心部における目視外での飛行は日本初) ■代表取締役からのメッセージ 株式会社トルビズオンはこのシードラウンドが、 初のエクイティによる資金調達となります。 半年前から本格的に調達活動をスタートして、無事最初の一歩を踏み出す事ができました。当ラウンドにおいては、資金面だけではなく、sora:shareの事業戦略に深く関係する、「知財」「地域」「他業種に渡るネットワーク」に強みをもつ株主を迎え入れる事で、成長を加速します。 また、同タイミングでCTO 冨田一喜とCOO 清水淳史を取締役に迎え、より一層の結束とコミットメントで邁進していく次第でございます。「世界中の空を利用可能にする」というミッションを日本発で世界に打ち出し、ドローン前提社会をここから実現するため、チーム一丸となって努力していきます。 代表取締役社長 増本 衛 【会社情報】社名 株式会社トルビズオン本社 福岡県福岡市中央区大名2-4-22 新日本ビル3F OnRamp代表者 増本衛設立 2014年4月事業内容:上空シェアリングサービス「sora:share(ソラシェア)」の開発・運営sora:share:(https://www.sorashare.com)