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曙ブレーキ/米国子会社の2工場を生産終了・閉鎖

SCM・製造拠点 2023.06.17

米国子会社における2工場の生産終了・閉鎖に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、米国子会社であるAkebono Brake Corporationの事業を縮小し、4工場のうち、Akebono Brake, Clarksville Plant(米国テネシー州)及びAkebono Brake, ColumbiaPlant(米国サウスカロライナ州)の2工場の生産を終了・閉鎖することを決議しましたので、お知らせいたします。

1.2工場の生産終了・閉鎖の理由

当社は、2019年9月18日付『「事業再生計画」の株式会社東京証券取引所への提出に関するお知らせ』にて公表したとおり、事業再生ADR手続の中で債権者からご同意いただいた事業再生計画に沿って、事業再構築のための各施策に取り組んでおります。

そのような中、北米事業の最適な生産体制を確立するために、Akebono Brake, Clarksville Plant(米国テネシー州)及びAkebono Brake, Columbia Plant(米国サウスカロライナ州)の2工場の生産を終了・閉鎖することを決定いたしました。生産を終了する2工場の土地・建物・設備機械などの固定資産につきましては、必要な生産設備を他生産拠点に移管するほか、事業若しくは資産の売却・処分することも検討しております。また、この取り組みのなかで、2工場の従業員の待遇につきましても、適切に対応して参ります。

2.工場の概要

Akebono Brake,Clarksville Plant(以下、ABCT)

(1)所在地:780International Boulevard,Clarksville,TN 37040,U.S.A.

(2)事業内容:ディスクブレーキ、ディスクローター、ドラムブレーキ、コーナーモジュールなどの製造

(3)従業員数:321名(2019年9月末現在)

Akebono Brake,Columbia Plant(以下、ABCS)

(1)所在地:201Metropolitan Drive,West Columbia,SC 29170,U.S.A.

(2)事業内容:ディスクブレーキ、鋳物などの製造

(3)従業員数:551名(2019年9月末現在)

3.閉鎖時期

ABCT 2020年8月予定

ABCS 2020年9月予定

4.今後の見通し

今回の事業縮小に関する特別損失の金額につきましては、確定次第お知らせいたします。

なお、通期連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益及び1株当たり当期純利益に与える影響につきましては、他の各施策の具体的実行計画、実施時期等が未定であるため、引き続き、未定とさせていただきます。事業再生計画の実施状況を踏まえ、改めてお知らせいたします。

(ご参考)2019年9月18日公表の事業再生計画のうち、北米における事業再構築のための施策(骨子)

北米においては、工場の閉鎖及び売却、資金管理面での承認プロセスの遵守並びにその他コスト改善を行います。

具体的には、以下の施策を計画しております。

・生産性改善・工場合理化・販管費削減等への徹底的な取組み

・売上減少に合わせた、Akebono Brake, Columbia Plant(米国サウスカロライナ州)及び Akebono Brake,Clarksville Plant(米国テネシー州)の2工場の閉鎖。また、これに合わせた生産終了の前倒しや早期転注交渉の実施

・最終的な米国1工場体制へのシフト

・資金面での、上記の承認申請プロセスの遵守による、キャッシュ流出の抑制

以上

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