大和物流/館内物流の現場で職場体験を実施 物流全般 2023.06.17 館内物流の現場で職場体験を実施しました 大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市、社長:緒方 勇)は、大和ハウスグループが運営する大型複合商業施設「iias(イーアス)高尾」において、館内物流業務及びインフォメーション業務の職場体験を実施しました。 1.職場体験学習の概要 全国の公立中学校では、文部科学省が策定した「中学校職場体験ガイド」※に沿い、職場体験や学校訪問など進路に関して考える機会を創出しています。その結果、「平成29年度職場体験・インターンシップ実施状況等結果」によると、全国の中学校9,449校のうち9,319校(約98.6%)が職場体験を実施しており、前年よりも0.5ポイント増加しています。 そのような中で、当社は地域共生活動の一環として、近隣の学校と連携・協力した職場体験を行っています。 今回は、東京都八王子市の「iias高尾」において、八王子市立陵南中学校より4名の生徒を受け入れ、9月25日から27日の3日間、館内物流業務とインフォメーション業務の職場体験を実施しました。当事業所での取り組みは昨年より開始したもので、今回で2回目の実施となります。 ※ 職場体験は、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことのできる教育活動として、その必要性を説明しています。 【館内物流業務】配送事業者からの商品の荷受けやフロアごとの仕分け、テナント店舗への館内配送などを行いました。 生徒からは、「荷物を運ぶのは大変だったが、ショッピングセンターの現場作業を通して、自ら仕事を進めることができるようになった」との感想がありました。 【インフォメーション業務】インフォメーションカウンターでのお客様のご案内、館内放送、ベビーカーの貸し出しや回収などを行いました。また、車椅子の使用方法等のレクチャーも体験し、「お客様に便利に利用していただける施設づくりを実感できた」との感想がありました。 2.当社の地域共生活動 当社は、大和ハウスグループの一員として、地域社会との共生を念頭におき、「共創共生」を基本姿勢に、地域清掃活動や寄付活動等のCSR活動を実施しています。 今後も、物流事業を通じて、未来を担う子どもたちの育成支援に取り組んで参ります。 館内物流事業について 館内物流は、大型商業施設やオフィスビルなど、一つの施設に入居する複数のテナント企業に対し、荷物の配達・集荷を一括して行う事業です。館内での物流の効率化や館内のセキュリティ向上が期待できるほか、納品車両による周辺道路の渋滞緩和や二酸化炭素排出量の削減により、地域環境に配慮した事業推進にも貢献します。昨年、館内物流に関する事業が初めて総合物流効率化法※による認定を受け、今後導入を進める施設の増加が期待できます。 その中で、当社は「iias高尾」において、2017年6月の開業以来、インフォメーション業務とともに、館内物流業務を一括して実施しています。 2019年4月には、オフィスと商業施設の複合施設「GRANODE(グラノード)広島」(広島県広島市)でも開始。運送事業で培ったノウハウを活かした館内物流事業を提供し、物流効率化による施設の価値向上を支援しています。 ※物流効率化法とは、流通業務(輸送、保管、荷さばき及び流通加工)を一体的に実施するとともに、「輸送網の集約」、「モーダルシフト」、「輸配送の共同化」等の輸送の合理化により、流通業務の効率化を図る事業に対する計画の認定や支援措置等を定めた法律です。