日本トランスシティ/売上高は前年比3・4%増、経常利益は前年比1・1%減(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益 2020年3月期第2四半期 50,591 3.4 1,665 0.7 2,188 △1.1 1,398 △6.9 2019年3月期第2四半期 48,933 3.7 1,654 63.7 2,212 55.4 1,502 52.7 (注)包括利益 2020年3月期第2四半期 1,274百万円(△21.4%) 2019年3月期第2四半期 1,622百万円(15.2%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善などが見ら れ、緩やかな景気回復基調で推移したものの、長期化する米中貿易摩擦による影響など、先行き不透明な状況が 続きました。 こうした経済環境下におきまして、物流業界では、輸出の取扱いは減少したものの、輸入・国内の取扱いは自 動車関連を中心に堅調に推移しました。 こうした情勢のなか、当社グループの業績は、総合物流事業において、倉庫業では、期中平均保管残高ならび に入出庫にかかる取扱量は前年同期に比べ増加しました。港湾運送業では、四日市港における輸出コンテナおよ び石炭の取扱量は前年同期に比べ減少しましたが、完成自動車につきましては輸出・国内の取扱量がそれぞれ増 加しました。陸上運送業では、トラック輸送および鉄道輸送の取扱量は前年同期に比べ減少しましたが、バルク コンテナ輸送の取扱量は前年同期に比べ増加しました。国際複合輸送業では、航空・海上輸送ともに、輸出の取 扱量は前年同期に比べ減少しましたが、輸入の取扱量は前年同期に比べ増加し、東南アジアを中心に海外現地法 人における取扱量も堅調に推移しました。このような状況により、総合物流事業全体の売上高は、前年同期比 3.4%増の500億5千5百万円となりました。 その他の事業につきましては、依然として厳しい環境下ではありましたが、業務の効率化や収支改善に努めま した。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、倉庫業の取扱いが堅調に推移し、国際複合輸送業に おける海外現地法人の取扱いも概ね堅調に推移したことなどから、前年同期比3.4%増の505億9千1百万円とな りました。連結経常利益は、運送費用や作業費の増加に加えて、新倉庫の建設に伴う租税公課の発生等により、 前年同期比1.1%減の21億8千8百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産処分損 が発生したことなどから、前年同期比6.9%減の13億9千8百万円となりました。 (略)