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川西倉庫/経常利益は前年比10・1%増(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益 営業利益  経常利益 四半期純利益

2020年3月期第2四半期 11,998 3.8  362 15.2  369 10.1  235 60.7

2019年3月期第2四半期 11,557 5.2  314 4.5  335 △9.3  146 △72.7

(注)包括利益 2020年3月期第2四半期  173百万円 (―%) 2019年3月期第2四半期  △125百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢が着実に改善する中、個人消費にも持ち直しの動き が見られ企業業績も堅調に推移するなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済においても全体 では緩やかに回復しており、先行きも回復基調が続くと見込まれておりますが、国内での消費税増税による景気の 下振れリスク、海外での米中の貿易摩擦の長期化や中国経済の先行きなど不透明な状況に留意する必要がありま す。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画『Vision2021・新たな発展を目指して』で掲げる、北関 東地区の新倉庫や海外倉庫の安定稼働、集荷強化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区へ の投資等の成長に向けた戦略的投資を予定するなど、経営基盤の安定、強化に積極的に取り組んでまいりました。 その結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 当第2四半期連結累計期間においては、コーヒー豆や食料品の取扱いが増加し、倉庫業務や運送業務が増加した ほか、神戸港での港湾運送取扱業務も堅調に推移したことにより、営業収益は前年同期を上回りました。営業利益 についても、貨物の取扱いが増加したことにより再保管料等の経費が増加しましたが、前期に連結子会社とした会 社の業績が期初から寄与したほか、前期に発生した営業倉庫の大型修繕の減少、海外子会社の倉庫業務が増加した こと等により前年同期を上回り、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益についても前年同期を上回り ました。 その結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比3.8%増加の11,998百万円、営業利益は前年同期 比15.2%増加の362百万円、経常利益は前年同期比10.1%増加の369百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 前年同期に発生した台風21号等の災害による損失が減少したことにより、前年同期比60.7%増加の235百万円とな りました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①国内物流事業

国内物流事業においては、冷蔵倉庫の取扱いは減少しましたが、前期に稼働した新倉庫の影響もあり普通倉庫 業務での取扱いが増加し、神戸港での港湾運送取扱業務等も堅調に推移した結果、営業収益は前年同期を上回り ました。セグメント利益についても、貨物の増加により再保管にかかる経費等は増加しましたが、前期に子会社 とした会社の業績が期初から寄与したほか、前期に発生した営業倉庫の大型修繕が減少するなどにより前年同期 を上回りました。 その結果、営業収益は前年同期比5.4%増加の10,392百万円、セグメント利益は前年同期比12.8%増加の721百 万円となりました。

②国際物流事業

国際物流事業においては、海外子会社での倉庫業務が前年同期に比べ増加しましたが、輸入貨物の取扱いが減 少したことにより、営業収益は前年同期を下回りました。セグメント損失(当第2四半期連結累計期間、前年同 期ともに損失)については海外子会社の倉庫業務が増加したこと等により、前年同期に比べ減少しました。 その結果、営業収益は前年同期比6.7%減少の1,387百万円、セグメント損失は2百万円(前年同期はセグメン ト損失29百万円)となりました。

なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は 前年同期比3.4%増加の231百万円、セグメント利益は前年同期比8.5%減少の119百万円となりました。

(略)

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