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リンコーコーポレーション/経常利益は前年比33・4%減(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  四半期純利益

2020年3月期第2四半期 8,840 0.0   282 △36.8  305 △33.4  204 △39.0

2019年3月期第2四半期 8,838 10.7  447 83.0   458 90.1   335 607.9

(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 78百万円 (△83.4%) 2019年3月期第2四半期 471百万円 (114.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

2019年4月1日から9月30日までの6ヶ月間(以下、当第2四半期)におけるわが国経済は、堅調な雇用・所得 環境を背景として緩やかな回復基調を維持しておりましたが、今後の景気動向については、米中貿易交渉や消費税 増税による影響など、先行き懸念が増大しております。 このような経済状況の下、当社企業グループの主要な事業拠点である新潟港では、貨物取扱数量は前年同四半期 比で増加いたしました。主力である運輸部門におきましても、新潟港の荷動きと同様に、コンテナ貨物を中心に貨 物取扱数量が増加し、商品販売部門も堅調に推移しましたが、ホテル事業部門や機械販売部門等が伸び悩み、前年 同四半期比で連結の売上高は微増となりました。一方、利益面では、運輸部門で新規倉庫建設に伴う一時的な経費 の増加、下払費の増加等が影響し、前年同四半期比で減益となりました。 この結果、当第2四半期の当社企業グループの売上高は88億4千万円(前年同四半期比0.0%の微増)、営業利 益は2億8千2百万円(前年同四半期比36.8%の減益)、経常利益は3億5百万円(前年同四半期比33.4%の減 益)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億4百万円(前年同四半期比39.0%の減益)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

(運輸部門)

当社運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた同部門の当第2四半期の貨物取扱数量は、前年同四半期比2.1%増 加の308万2千トンとなりました。そのうち一般貨物は前年同四半期比0.3%減少、コンテナ貨物は前年同四半期比 3.7%増加とコンテナ貨物の取扱数量が堅調に推移いたしました。その結果、同部門の売上高は52億8百万円(前 年同四半期比2.0%の増収)となりましたが、経費面では既存倉庫の改修や新規倉庫(2019年2月に危険品倉庫、 同年9月に一般倉庫が稼働)に関係する一時的な経費と減価償却費の増加、トラック輸送費等の下払費の増加も影 響し、同部門のセグメント損益は1千4百万円の損失(前年同四半期は1億2千7百万円の利益)となりました。

(不動産部門)

同部門の業況に大きな変動はありませんが、賃貸物件の修繕費が増加した結果、売上高は1億6千万円(前年同 四半期比0.1%の増収)、セグメント利益は9千9百万円(前年同四半期比1.6%の減益)となりました。

(機械販売部門)

建設機械・自動車等の整備事業につきましては、部品を中心とした受注増から前年同四半期比で増収となりまし たが、建設機械等の販売で、大型物件の減少により前年同四半期比で減収となった影響が大きく、同部門の売上は 7億3千3百万円(前年同四半期比14.3%の減収)、5百万円のセグメント損失(前年同四半期は0百万円の損 失)となりました。

(ホテル事業部門)

株式会社ホテル新潟は、今年5月の大型連休が寄与し、宿泊は好調を維持しておりますが、レストランは前年同 四半期並み、宴会は大規模宴会の件数の減少により減収となり、同社の収支は前年同四半期比で減収減益となりま した。また、株式会社ホテル大佐渡は、山形沖地震の発生や台風等の荒天による宿泊キャンセルの影響もあり前年 同四半期比で減収減益となりました。 これらの結果、ホテル2社を合わせた同部門の売上高は、16億3千7百万円(前年同四半期比1.0%の減収)、 セグメント利益は1億7千5百万円(前年同四半期比4.6%の減益)となりました。

(商品販売部門)

建設資材の販売において、生コンをはじめとしたセメント系商品の販売が増加したことなどにより、同部門の売 上高は10億3千2百万円(前年同四半期比5.3%の増収)となりましたが、その他の商材の取扱が低調に推移した 結果、セグメント利益は2千1百万円(前年同四半期比12.4%の減益)となりました。

(その他)

保険代理店業、産業廃棄物の処理業を合わせたその他の売上高は、1億3千2百万円(前年同四半期比6.5%の 減収)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期比33.0%の減益)となりました。

(略)

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