日本通運/経常利益は前年比13・1%減(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益 2020年3月期第2四半期 1,038,952 △0.1 29,128 △14.4 32,830 △13.1 19,010 △18.9 2019年3月期第2四半期 1,040,335 8.8 34,023 5.6 37,787 9.6 23,448 8.7 (注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 33,724百万円( 52.1%) 2019年3月期第2四半期 22,175百万円(△24.5%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、堅調な個人消費に 牽引された国内需要が下支えとなるも、米中貿易摩擦を背景とした海外経済成長の減速や地政学リ スクの高まり等、景気の下押し要因が顕在化し、先行き不透明な状況で推移いたしました。 このような経済情勢のなか、物流業界におきまして、国内貨物は、堅調な個人消費や省力化投資 を背景に、消費関連貨物及び設備関連貨物を中心に堅調に推移いたしましたが、国際貨物は、中国 を中心とした世界経済の鈍化の影響を受け、一般機械や電子機器、及び自動車関連のアジア向けを 中心とした航空貨物の輸送需要が減少し、総じて緩慢な荷動きに推移いたしました。 こうした経営環境のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間は、前年同四半期に比べ、倉 庫及び自動車運送の取扱いは堅調に推移しましたが、航空輸出貨物の取り扱いが減少したこと等に より、日本、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの各セグメントで減収となりまし た。セグメント利益につきましては、欧州、東アジア、重量品建設、物流サポートの各セグメント は増益となりましたが、人件費が増加したこと等により、日本、米州、南アジア・オセアニア、警 備輸送の各セグメントは減益となりました。 この結果、売上高は1兆389億円と前年同四半期に比べ13億円、0.1%の減収となり、営業利益は 291億円と前年同四半期に比べ48億円、14.4%の減益、経常利益は328億円と前年同四半期に比べ49 億円、13.1%の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は190億円と前年同四半期に比べ44億円、 18.9%の減益となりました。 (略)