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櫻島埠頭/売上高は0・2%減、経常利益は前年比91・2%増(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期第2四半期 2,249 △0.2  154 126.7  185 91.2  166 101.2

2019年3月期第2四半期 2,255 11.0   67 -    96 187.0  82 153.4

(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 132 百万円 (△38.7%) 2019年3月期第2四半期 215 百万円 ( 96.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、堅調な設備投資と良好な雇用・所得環境に支えられ、緩やかな回復基 調を維持して来ましたが、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱等に起因する海外情勢の不透明感の一層の高まりを背景 に、今後の経済情勢についてはさらに予断を許さない状況となりつつあります。 このような情勢のもと、当社グループは、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画「Innovation & Progress for 2019」に則り、特殊物資港区に相応しい高付加価値事業の実現、原価構造の改革によるコスト削減などの事業戦 略を引き続き推進してまいりました。また、より質の高い物流サービスを提案、お客様ニーズにフレキシブルに対応 する一方、新規のお客様や新規貨物の誘致勧誘を行うなどの積極的な営業活動を展開しました。 この事業運営の中、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、ばら貨物における取扱数量の大幅減少に 伴う収入への影響はありましたが、液体貨物が順調に稼働したことから2,249百万円となり、前年同期に比べ5百万 円、0.2%の減収に留まりました。 売上原価につきましては、ばら貨物の減少により荷役費用等が減少したことなどから、1,872百万円となり、前年同 期に比べ100百万円、5.1%の減少となりました。販売費及び一般管理費につきましては、222百万円となり、前年同期 に比べ9百万円、4.3%の増加となりました。 また、昨年の台風で被災した設備に対する損害保険金12百万円を受取ったことから、同保険金を特別利益に計上す るとともに、同台風で損壊したタンクの撤去作業を完了したことから、同撤去費用10百万円を特別損失に計上いたし ました。 この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、166百万円となり、前年同期に比べ83百万円、 101.2%の増加となりました。

セグメント別の営業の概況は、次のとおりです。

(ばら貨物セグメント)

ばら貨物については、石炭以外の貨物については総じて堅調な荷動きでしたが、供給先設備の点検補修等により石 炭の取扱いが大きく減少したため、荷役数量と海上運送数量が前年同期に及ばなかったこと、及び大型クレーンに不 具合が生じ、8月下旬から停止したことが影響し、ばら貨物セグメントの売上高は1,265百万円となり、前年同期に比 べ48百万円、3.7%の減収となりました。 なお、大型クレーンの復旧を最短期間で完了するように最善を尽くしておりますが、現在のところ、復旧時期につ いては11月中旬を見込んでおります。

(液体貨物セグメント)

液体貨物については、前期及び5月に誘致した新規貨物が貢献し、前年同期に比べタンク稼働率が上昇し、石油 類・化学品類共に増収となりました。この結果、液体貨物セグメントの売上高は492百万円となり、前年同期に比べ44 百万円、9.9%の増収となりました。

(物流倉庫セグメント)

物流倉庫の売上高については、各倉庫とも前年同期並みの稼働状況を維持し、前年同期並みの478百万円となりまし た。

(その他のセグメント)

その他のセグメントの売上高は、売電事業により、前年同期並みの12百万円となりました。

(略)

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