杉村倉庫/経常利益は前年比15・7%増(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 四半期純利益 2020年3月期第2四半期 5,171 3.0 651 13.7 622 15.7 515 22.0 2019年3月期第2四半期 5,018 1.0 573 14.9 538 16.9 422 △7.0 (注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 426百万円( 13.3%) 2019年3月期第2四半期 376百万円(△24.1%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業業績や雇用環境が緩やかな回復基調にあるものの、米中間の 貿易摩擦の進展などで、先行き不透明な状況で推移しました。 倉庫物流業界におきましては、荷主顧客が物流部門にコスト削減を求める中、慢性的な人手不足を背景に引き続き 厳しい事業環境が継続しております。このような情勢のもと、当社グループは業務のより一層の効率化を行い高品質 の物流サービスを提供して、顧客満足度を向上させることを目指してまいりました。 当第2四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は51億7千1百万円となり、前年同四半期に比べ1億5千2 百万円(3.0%)の増収となりました。営業原価は40億7千万円となり、前年同四半期に比べ6千5百万円(1.6%)増加 し、販売費及び一般管理費は4億4千8百万円となって前年同四半期に比べ9百万円(2.1%)増加しました。これらによ り営業利益は6億5千1百万円となり、前年同四半期に比べ7千8百万円(13.7%)の増益となり、経常利益は6億2千2百 万円となって前年同四半期に比べ8千4百万円(15.7%)の増益となりました。特別利益に投資有価証券売却益を1億5 千1百万円計上し、社宅解体に係る工事費用を固定資産除却損として特別損失に1千3百万円計上しましたので、親会社 株主に帰属する四半期純利益は5億1千5百万円となり、前年同四半期に比べ9千2百万円(22.0%)の増益となりまし た。 セグメントごとの経営業績は、次のとおりであります。 (物流事業) 当第2四半期連結累計期間は食料工業品や機械類、日用品などの取扱いが増加して倉庫保管や荷役荷捌などに関する 業務が増加しました。配送業務は、期中において荷動きが全般的に芳しくなく苦戦しておりましたが、9月に入り物量 が増加しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は43億3千2百万円となり、前年同四半期に比べ1億4千万円 (3.4%)の増収となりました。費用面で人件費などが増加しましたが、セグメント利益は3億7千9百万円となり、前 年同四半期に比べ1億1千3百万円(42.6%)の増益となりました。 (不動産事業) 一部の物件の料金改定で減収となりましたが、新規顧客の増加もあり、外部顧客に対する営業収益は6億6千7百万円 となり、前年同四半期に比べ5百万円(0.8%)の増収となりました。しかし、費用面で賃借使用料や減価償却費など が増加したことにより、セグメント利益は4億9千7百万円となり、前年同四半期に比べ3千万円(5.8%)の減益となり ました。 (その他の事業) ゴルフ練習場は入場者数が増加して営業収益が1億2千1百万円となりました。費用面で人件費が増加しましたが、前 年同四半期に比べ増収増益となりました。 売電事業は営業収益が4千9百万円となり、やや前期を下回りました。しかし、費用面で減価償却費が減少しました ので、前年同四半期に比べ減収増益となりました。 以上により、その他の事業の外部顧客に対する営業収益は1億7千1百万円となり、前年同四半期に比べ6百万円(4.1 %)の増収となりました。セグメント利益は6千5百万円となり、前年同四半期に比べ8百万円(14.7%)の増益となり ました。 (略)