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トランコム/経常利益は前年比21・9%増(2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益  営業利益   経常利益 四半期純利益

2020年3月期第2四半期 80,217 9.4  3,672 23.1  3,630 21.9  2,362 18.0

2019年3月期第2四半期 73,345 5.7  2,983 18.4  2,978 19.4  2,001 33.4

(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 2,480百万円 (24.9%) 2019年3月期第2四半期 1,986百万円 (28.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

物流業界では、トラックドライバーなどの高齢化や人手不足による労働力不足が常態化しております。 加えて、人件費の上昇、燃料価格の高騰などにより原価が上昇するなど、引き続き厳しい事業環境となっており ます。 一方で、EC市場の拡大に伴い、迅速な多頻度小口配送が主流となっており、リードタイム短縮などのさまざまな 課題を解決する手段として、AIやIoTの導入が本格化するなど、物流機能が大きく変化してきております。 このような状況の中、中長期事業大方針「幹線輸送プラットフォームの確立」に向けて、さまざまな輸送モー ド、輸送量への対応、新たな分野への挑戦により、輸送バリエーションの拡充を図ってまいりました。 また、ASEAN地区への展開を視野にシンガポールでビルクリーニング事業を行う会社の株式取得を進めました。 当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高80,217百万円(前年同期比 9.4%増)、営業利益3,672百万円 (同 23.1%増)、経常利益3,630百万円(同 21.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,362百万円(同 18.0%増)となりました。 当社グループでは、事業内容を3つのセグメント及びその他に区分しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

① ロジスティクスマネジメント事業(略)

新規拠点稼働に伴う初期費用の計上はありましたが、前期稼働拠点の業務の安定化に加え、既存拠点の物量 増、料金適正化などによる収益性の改善により、増収増益となりました。

② 物流情報サービス事業(略)

元号の変更、大型連休、消費税増税前の駆け込みなどにより需給バランスが大きく変動する中、情報センタ ーの新規出店によるカバーエリアの拡充、既存センターでの中ロット貨物の取り扱い強化を推進しました。 業績は、成約件数の増加、運賃単価の上昇に加えて、自動車部品の幹線輸送業務の拡大により増収増益とな りました。

③ インダストリアルサポート事業(略)

全取引契約の見直しと料金の適正化、募集費を中心としたコスト管理の徹底など、粗利率改善に向けた取り 組みを進めました。その結果、不採算取引の解消などにより減収いたしましたが、大幅な増益となりました。

④ その他(略)

海外拠点における為替の変動はありましたが、国内でのシステム部門、車両整備部門の売上高の増加に伴 い、増収増益となりました。

(注) 上記の数値は、セグメント間取引の消去はしておりません。

(略)

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