愛知県/廃線跡を利用した配送をテーマに無人飛行ロボットの実証実験を実施 物流システム 2023.06.17 廃線跡を利用した配送をテーマに無人飛行ロボットの実証実験を実施します 愛知県では、内閣府の近未来技術等社会実装事業である「『産業首都あいち』が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクト」の一つとして、今年度から「無人飛行ロボット社会実装推進事業」を行っています。 この度、豊田市において「廃線跡を利用した配送」をテーマとして、無人飛行ロボット(ドローン)の実証実験を下記のとおり実施します。なお、今回の実証実験は豊田市の次世代モビリティを活用した配送と連携して実施します。 1 実施スケジュール (1)実施予定日時 2019年11月11日(月曜日)10時45分から ※荒天の場合は予備日に順延 予備日:2019年11月15日(金曜日)10時45分から (2)当日スケジュール(予定) 10時45分 現地集合(豊田市東広瀬町) 10時50分 事業内容・実施内容の説明 11時00分 実証実験開始 2 実施内容 (1)実験内容【実験内容】 実証地域 豊田市(東広瀬町神田~東広瀬町平地)0.8km 実証テーマ 無人飛行ロボットを活用した地元産品配送 実験内容 名鉄三河線廃線跡(豊田市所有)の一部区間を無人飛行ロボットの専用空路に見立て、地元産品を配送します。GPSに加え、LTE通信を使用したリアルタイム映像を活用し、廃線を追従した飛行実験を行います。受取人の本人確認、授受の確認、料金決済等への将来的な活用を見込み、交通系ICカード(manaca)を使用した荷物授受の試験を行います。 検証課題 ・ リアルタイム映像を活用した廃線跡追従飛行の検証・ 交通系ICカードによる認証システムの検証・ LTE通信を使用した航行管理に関する安全性の検証 (2)実施場所 【飛行ルート】 自 至 豊田市広瀬町 ~ 豊田市東広瀬町旧三河広瀬駅 旧踏切前 全長 0.8km(高低差20m) 【離陸地点(予定)】旧三河広瀬駅 マレットゴルフ場 【着陸地点】 旧踏切前 ※背景地図は、国土地理院の地理院地図を使用 3 参加対象者 実験関係者及びマスコミ関係者※実証実験の安全確保のため、一般の方の見学はご遠慮いただきます。 4 取材について 当日の取材を希望されるマスコミ関係者の方は実証実験の安全確保のため、別紙「取材申込書」を2019年11月6日(水曜日)までに以下の申込先宛御提出ください。 なお、荒天で実証実験を中止する場合には「取材申込書」に記載いただいた連絡先に御連絡させていただきます。 ・ 別紙_取材申込書 [Wordファイル/32KB] 5 豊田市との連携 豊田市では、本実証実験に併せて「豊田市の次世代モビリティを活用した配送との連携」として、ドローンの離陸地点までの地元産品の配送を、「里モビ(※)」の取組で実施します。(※)超小型モビリティを山里向けに改造して、運搬・輸送その他地域に必要な足として活用する取組で、豊田市の地域団体「里モビ互助会」が運営する。 6 事業実施体制 ○ 実施事業者(事業委託) 名鉄グループドローン共同事業体 (代表者:名古屋鉄道株式会社、構成員:中日本航空株式会社)○ 協力事業者:株式会社プロドローン(機体管理)、KDDI株式会社(通信監理)○ 協力自治体:豊田市 8 問合せ (1)本事業に関する問合せ先・申込先 愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室 次世代産業第二グループ〒460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号電話:052-954-6352 FAX:052-954-6943E-mail:jisedai@pref.aichi.lg.jp (2)「5 豊田市との連携」に関する問合せ先 豊田市企画政策部未来都市推進課〒471-8501 愛知県豊田市西町三丁目60番地電話:0565-34-6982 FAX:0565-34-2192