日本貨物鉄道/9月のコンテナ・車扱の合計は前年比 127.1% 物流全般 2023.06.17 輸送動向について(2019年9月分) 1.輸送概況 コンテナは、前年に「平成 30 年 7 月豪雨」「台風 21 号接近」「北海道胆振東部地震」 等の災害が相次いで発生した影響により、すべての品目で前年を上回った。中でも積合せ貨 物は各地で鉄道へのシフトが進んでいることも併せて好調に推移したほか、自動車部品が 東海・九州地区間での新規輸送開始や増税前の駆け込み需要により各社販売好調となり、大 幅な荷量増となった。また、エコ関連物資は関東地区内の建設発生土輸送が順調に推移した。 一方、各地で設備不具合が相次いだ紙・パルプ、清涼飲料水が低調な食料工業品、北海道産 生野菜が落ち込む農産品・青果物等は微増にとどまった。その結果、コンテナ全体では前年 比 135.8%となった。 車扱は、石油が増税前およびサウジアラビア石油関連施設攻撃後の原油価格高騰による 駆け込み需要が重なり、好調な荷動きとなった。その結果、車扱全体では前年比 109.5%と なった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 127.1%となった。 (略) 輸送動向について(2019年9月分)