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日本GLP/日本におけるキャピタル・リサイクル戦略を継続

物流不動産・施設 2023.06.17

日本におけるキャピタル・リサイクル戦略を継続

  • 日本GLP はJDV II による開発物件を含む3 施設を約597 億円で売却
  • GLP 投資法人はブリッジ・スキームを用いて、これらの施設の優先交渉権を取得し、同
施設の将来的な取得機会を確保
  • GLP はファンド・マネジメント・プラットフォームを通してキャピタル・リサイクル
戦略を継続
 
 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP は、キャピタル・
リサイクル戦略の一環として、日本GLP が100%保有する1 施設と「GLP ジャパン・デベロップ
メント・ベンチャーⅡ(「GLP JDV Ⅱ」)」が開発・保有する2 施設を総額597 億円で売却する
ことをお知らせします。
 
 一方、GLP 投資法人は、ブリッジ・スキームを介して、これらの施設に関する優先交渉権を取
得します。本ブリッジ・スキームでは、みずほ証券株式会社が匿名組合出資に係る私募の取扱い
を行うブリッジSPC が、これらの施設を取得し、一定期間保有します。
 
 売却対象の3 施設(「GLP 横浜」、「GLP 新座」、「GLP 六甲Ⅲ」)は、首都圏と関西に立地
する、総延床面積約18 万2,000 ㎡の先進的物流施設です。
 
 日本GLP 代表取締役社長である帖佐義之は、「今回の取引はGLP およびそのパートナーの資
産価値の拡大を目的とするGLP のキャピタル・リサイクル戦略に沿うものです。同戦略のもとで
今後も、ファンド・マネジメント・プラットフォームを拡大して日本における開発プロジェクト
をさらに進めてまいります。」と述べています。
 
 「GLP JDV Ⅱ」はGLP がCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プ
ラン・インベストメント・ボード)と2016 年2 月に50%対50%で設立した合弁事業です。
 
 なお、日本GLP は4 つのファンドとGLP 投資法人(東証コード:3281)を通して約2 兆円(約
180 億米ドル1)の資産を運用しています。GLP は2018 年12 月に国内最大規模の物流不動産開
発ファンドである「ジャパン・デベロップメント・パートナーズIII(GLP JDP III)」を設立しま
した。政府系ファンドと年金基金が出資し、運用規模は最大6,250 億円(56 億米ドル1) に達する
見込みです。
以上
 
1 為替レートは2018年12月21日の1米ドル=111.19円。

 日本GLP 株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
 日本GLP 株式会社は、2009 年3 月に設立されたGLP の日本法人です。日本の主要な物流拠点
を網羅する都市で、106 棟・総延床面積約559 万㎡の物流施設を運営しており、都市の生活や経済
活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。
GLP では、事業展開している地域コミュニティおよびその環境に配慮し、持続可能な社会の形成
に貢献すべく包括的なESG ポリシーを策定しています。
 
 GLP Pte Ltd.について(http://www.glprop.com/
 GLP Pte. Ltd. (GLP)は物流セクターとその関連テクノロジーへの投資に特化し、不動産およ
びプライベートエクイティファンドにおいて660 億ドルの運用資産を有する世界的な投資会社で
す。GLP の不動産ファンドプラットフォームは世界最大級でポートフォリオは、7,500 万㎡(約8
億1,000 万ft²)です。2019 年には、Private Equity Real Estate(以下「PERE」)が主催する「2018
年PERE Awards」のグローバル部門において「Firm of the Year」および「Logistics Investor of the
Year」を受賞しました。
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