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キユーソー流通システム/営業収益は前年比2%増、経常利益は前年比4%減(2019年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年11月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益   営業利益   経常利益  四半期純利益

2019年11月期第3四半期 128,368 2.0  3,373 △8.7  3,649 △4.0  1,940 △5.2

2018年11月期第3四半期 125,903 6.0  3,693 △1.2  3,802 0.5   2,046 △1.4

(注)包括利益 2019年11月期第3四半期 2,235百万円 (△7.8%) 2018年11月期第3四半期 2,425百万円 (△7.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、個人消費は持ち直しの動 きが見られるなど、緩やかな回復が続きました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、金融資本市 場の変動の影響などにより、先行きは不透明感を増しております。 食品物流業界におきましては、慢性的な人手不足を背景とした人件費・車両調達コストの上昇、法改正への対 応、食の安全・安心に応える物流品質向上への投資など厳しい経営環境で推移しました。 このような状況のなか、当社グループは、「持続的成長への挑戦」をテーマに掲げ、「新領域の創出による成 長」「機能の強化と拡充」「選ばれる企業価値の創造」の3つを基本方針とした、中期経営計画(2019年度から 2021年度)を推進しております。 中期経営計画の初年度となる2019年度は、大型投資による減価償却費の増加が見込まれるなか、持続的成長に向 け、収益力の強化、無人化・省力化への挑戦、輸送力の確保、働きやすい職場環境づくりに取り組んでおります。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は1,283億68百万円と前年同期に比べ24億64百万円 (2.0%増)の増収、営業利益は33億73百万円と前年同期に比べ3億20百万円(8.7%減)、経常利益は36億49百万 円と前年同期に比べ1億52百万円(4.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億40百万円と前年同期に 比べ1億6百万円(5.2%減)の減益となりました。 セグメントの業績は以下のとおりであります。

(共同物流事業)

共同物流事業収益は、天候不順による伸び悩みがありましたが、食品メーカーなどの新規取引や既存取引の拡大 により増収となりました。利益面は、新規・既存拡大にともなう利益増に加え、適正料金の収受および運送業務の 合理化などが進捗しましたが、労務費や将来の事業拡大に向けた営業費用の増加、新センター立上げ費用などの影 響を受けました。 この結果、共同物流事業収益は851億25百万円と前年同期に比べ22億72百万円(2.7%増)の増収、営業利益は17 億47百万円と前年同期に比べ2億93百万円(14.4%減)の減益となりました。

(専用物流事業)

専用物流事業収益は、コンビニエンスストアなどの既存取引が減少し減収となりました。利益面は、既存取引減 少による利益減や人材確保にともなう労務費の増加影響を受けたものの、運送業務の合理化および適正料金の収受 などが進捗しました。 この結果、専用物流事業収益は382億90百万円と前年同期に比べ5億65百万円(1.5%減)の減収、営業利益は12 億52百万円と前年同期に比べ20百万円(1.7%増)の増益となりました。

(関連事業)

関連事業収益は、燃料販売数量や車両販売台数などの増加により増収となりました。利益面は、減価償却費など の増加影響を受けました。 この結果、関連事業収益は49億52百万円と前年同期に比べ7億57百万円(18.1%増)の増収、営業利益は3億48 百万円と前年同期に比べ54百万円(13.6%減)の減益となりました。

(略)

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