住友商事/米国における鉄道用車輪・車軸製造メーカーStandard Steel社へ追加出資 SCM・製造拠点 2023.06.17 米国における鉄道用車輪・車軸製造メーカーStandard Steel社への追加出資について 住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、日本製鉄株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 英二、以下「日本製鉄」)と2011年に共同で買収した米国の鉄道用車輪・車軸製造メーカーであるStandard Steel社(本社:米国ペンシルバニア州、CEO:堀 賀郎、以下「Standard Steel」)の株式を日本製鉄の持分から追加で取得し、出資比率を20パーセントから35パーセントに引き上げました。 鉄道貨物輸送は、環境負荷が低く、長距離大量輸送が可能なため、北米における鉄道貨物輸送量は年率2~3パーセントの成長が予想されており、年間新造貨車数は継続して4万両を超える見込みです。世界最大級の鉄道市場である北米では、今後も鉄道用車輪・車軸の堅調な需要が期待できます。 住友商事は、北米を重要な鉄道市場と位置付けています。Standard Steelへの経営に従来以上に深く参画することで、Standard Steelの事業成長に貢献すると共に、北米鉄道市場における住友商事のプレゼンスおよび顧客への付加価値を高めていきます。 <参考情報> ■Standard Steel社概要 所在地 : (本社・工場)米国ペンシルバニア州 事業内容 : 鉄道用車輪および車軸の製造・販売 株主構成 : 日本製鉄株式会社 65パーセント 住友商事株式会社 35パーセント 従業員数 : 約600名(2019年8月末時点)