西友/東北の物流拠点・仙台センターを新設 物流不動産・施設 2023.06.17 西友、東北の物流拠点・仙台センターを新設/移転、9/11店舗配送開始 ウォルマートの物流ノウハウを活用、快適な作業環境を提供 合同会社西友(東京都北区 社長 兼 最高経営責任者 リオネル・デスクリー)は、既存の仙台物流センター(宮城県仙台市宮城野区)の契約満了、および、2011年の東日本大震災による建物への影響を鑑み、仙台市青葉区南吉成にあらたに物流センターを新設、9月11日(水)より、店舗への配送を開始いたします。新センターは宮城県(18店舗)、福島県(2店舗)の西友の店舗への物流拠点として24時間体制で稼働いたします。 新センターでは、商品の品質維持管理の向上をはじめ、親会社ウォルマート・インクが持つ物流システムのノウハウを活用するなど、作業の効率化につながる仕組みを導入しています。また、作業スペースに冷暖房を完備するなど、従業員が働きやすい環境作りにも努めております。 ■仙台センターの主な特徴【品質管理面】・センター内は加工食品、チョコレート、野菜、チルド商品、精肉・鮮魚、冷凍食品など、各商品の保管に最適な温度にあわせて、6温度帯で管理・センターの23のトラック接車口は、外気温の影響を抑制するためにドッグシェルターを設置・入出荷時の温度管理を徹底し、温度管理が必要な商品の品質維持。最適な温度状態で商品の保管・通過を徹底 【効率面】・ウォルマート独自の物流管理システムを導入し、入出庫管理や在庫管理など、倉庫内での一連の作業を管理するほか、店舗の自動補充の仕組みと連携。ウォルマートのシステムを導入することでコスト削減、業務の標準化を実現 ・ピッキング作業に、ウォルマートと同様の「ボイスピッキングシステム」を採用。作業手順を音声でガイド、担当者が声を出して応答することで、作業の効率化とピックミス防止につなげます。ヘッドセットを装着するためハンズフリーで作業がしやすくなります。 ・納品時、大量に発生する受領証明書の発行業務にソフトウエアロボット(RPA:Robotic Process Automation)を導入し、業務自動化を推進。従来の紙面での発行から、ロボットが自動的に電子ファイル(PDF)に置き換え、自動配信することで、大幅な業務の効率化を実現。属人化防止、作業ミスの軽減、消耗品削減にも貢献。 【作業環境の快適性追求】・作業スペースには冷暖房を完備・後方スペースには、シャワー室、仮眠室を設置・給湯室にはミニキッチンを設置・屋外のパレット保管場は屋根を付け、屋外での作業の負担を軽減 ■概要・名称 仙台センター・住所 宮城県仙台市青葉区南吉成6丁目6番2・施設概要 規 模 地上2階 敷地面積 13083.74㎡ 延べ面積 10974.32㎡・扱い商品 加工食品、デイリー食品、生鮮食品、衣料品、住居用品・管轄店舗 宮城県(18店舗)、福島県(2店舗)・西友の物流センター数 全国12ケ所