商船三井ロジスティクス/フィリピンにて完成車向け物流サービスを開始、バダンガス港に専用施設PDI センター開設 物流不動産・施設 2023.06.17 フィリピンにて完成車向け物流サービスを開始~ バダンガス港に専用施設PDI センター開設 ~ 商船三井ロジスティクス株式会社(代表取締役社長:東郷修平、東京都千代田区)のフィリピン現地法人・MOL Logistics Philippines Inc. (以下、MLGフィリピン) はこの度、フィリピン・バダンガス港に完成車向け専用施設・Pre-Delivery Inspection Center(以下PDIセンター)を開設、大手自動車メーカーの完成車に関わる納車前点検(Pre-Delivery Inspection:PDI)サービスの取り扱いを開始しました。 MLGフィリピンPDIセンターは、メトロマニラの南方110キロメートルに位置するバダンガス港のAsian ターミナル (ATI)内に位置し、総面積は約15,000平方メートルとなります。当社はこのPDIセンターにおいて、完成車に関わる水漏れテスト、軽微な修理や塗装、洗車などを含めた高品質な納車前点検(PDI)サービスを、輸入通関、一時保管サービスと共に提供します。 自動車販売の成長が続くASEAN域内においては近年、同地域へ輸入・生産された自動車の輸送や販売までのサプライチェーンの効率化など、物流への需要がさらに高まっています。中でもフィリピンは人口増加に加え、一人あたりのGDPが自動車普及拡大の目安と言われている3,000ドルを超えて増加すると予想されており、引き続き自動車市場の伸びが見込まれています。 当社は今後も世界各地の物流ネットワークを整備・拡大し、お客様の良きロジスティクスパートナーとして品質の高い総合物流を提供してまいります。 フィリピン現地法人概要 社名 MOL Logistics Philippines Inc. 本社所在地 Paranaque City, Metro Manila 営業拠点・倉庫 Cebu, Laguna, Malilao W/H, Cebu W/H, General Santos W/H(合計6拠点) 設立 2001年 業務内容 国際航空輸送、国際海上輸送、倉庫保管、通関、集荷・配送、海外引越等 代表 President 大岩 功 従業員数 67名 施設概要 名称 MOL Logistics Philippines Pre-Delivery Inspection Center 所在地 Asian Terminals Inc. Batangas Container Terminal – CFS,Batangas Port Phase 2, Santa Clara, Batangas City. 総面積 約15,000平方メートル 写真:MOL Logistics Philippines Pre-Delivery Inspection Center 外観 内観