シーイーシー/兵機海運の環境省「物流分野CO2対策補助金」採択に貢献 グリーン物流(環境) 2023.06.17 シーイーシー、兵機海運の環境省「物流分野CO2対策補助金」採択に貢献 共同で待機トラックの削減、受付業務の効率化を推進 2019年9月3日兵機海運株式会社株式会社シーイーシー 兵機海運株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:大東 洋治、以下 兵機海運)と株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田原 富士夫、以下 シーイーシー)の物流における環境負荷低減の取り組みが「2019年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(物流分野におけるCO2削減対策促進事業)」に採択されました。同補助金は環境省が一般財団法人環境優良車普及機構を通じて公募する実証事業です。今後両社は、トラックの入出荷業務を効率化するシーイーシーの物流ICTソリューションである「LogiPull®(ロジプル)」の活用を通じて、CO2排出量削減やトラックドライバー、倉庫作業員の労働時間軽減に取り組んで参ります。 CO2対策補助金採択の詳細:http://www.levo.or.jp/fukyu/butsuryu/index19.html 本事業概要 「本事業は、環境省が低炭素型の物流システムへの再構築を図る事業の支援を目的に、CO2排出抑制に役立つ設備やIoTなどの新技術を活用した事業経費の一部を補助するものです。兵機海運は、シーイーシーとの連携により、IoTを活用した物流低炭素化促進事業の「情報の共有化による低炭素な輸送・荷役システム構築事業」に申請し、このほど採択に至りました。 両社の取り組み背景 従来、兵機海運の港湾倉庫(センター)では、当日まで入出庫車両台数の予測が困難であり、曜日・時間帯によってはトラックが集中、積卸し待ち車両の長時間待機が発生していました。また、運送会社側(管理者・ドライバー)と兵機海運側受付担当、バース作業員間で状況の共有も困難であったため、入場順となった待機車両を呼び出す際、毎回、バース作業員が対象車両を探す必要があるなど、非効率な運用が発生していました。このたび、シーイーシーのLogiPullを採用、これら課題への対応策として活用する運びとなったものです。 「LogiPull」バース予約システムの導入目的 トラック入出荷の時間予約制で渋滞・待機時間を解消運送会社(管理者・ドライバー)は、事前にLogiPullシステム上で必要情報を入力してバースを予約し、入出庫の集中日や時間帯の分散化を図ります。 バース滞在車両の状況を共有ドライバー、バース作業員がタブレット、スマートフォンで情報を共有し、車両誘導の業務効率化につなげていきます。 物流改善のデータ分析にバース予約データと積み下ろし実績データを統合して、集中時間帯・運送会社など多面的に分析することで、適用する予約時間枠など物流現場の改善につなげていきます。 シーイーシーは、今回の採択を足掛かりとし、兵機海運の『トラック待機・渋滞』『CO2 排出量の抑制』といった課題解決に取り組むとともに、人材不足や労働環境の改善向上、持続的な環境貢献など物流業界を取り巻く社会的課題の解決を進めてまいります。また、物流向けのICT支援の実績を活かし、IoT活用による物流現場のバース管理、荷役の効率化・自動化を促進し、産業構造の変革に貢献してまいります。 兵機海運株式会社について 設 立 昭和17年(1942年) 12月30日 本 社 〒650-0045 神戸市中央区港島3丁目6番地1 代表者 代表取締役社長 大東 洋治 資本金 6億1,200万円 事業内容 内航海運、外航海運(在来船)、港湾運送、倉庫、通関、国際複合輸送、貿易代行ほか URL http://www.hyoki.co.jp/ 「LogiPull(ロジプル)」について 「LogiPull(ロジプル)」は、工場や物流拠点のトラック積降を効率化する物流ICTソリューションです。「バース予約管理」「車両入退管理」「受付管理」「車両誘導」「バース実績管理」の5つのサービスでお客様の物流業務を支援します。 「LogiPull」の詳細はこちらをご覧下さい。https://www.cec-ltd.co.jp/solutions/logipull/