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NECプラットフォームズ/荷物取次業務の効率化を実現する「荷物サイズ計測ユニット」を発売

物流システム 2023.06.17

NECプラットフォームズ、荷物取次業務の効率化を実現する「荷物サイズ計測ユニット」を発売

~深度計測カメラと当社独自のアルゴリズムで、荷物サイズを瞬時に計測~

2019年8月26日
NECプラットフォームズ株式会社

NECプラットフォームズは、荷物のサイズ計測を自動化し、宅配を始めとする荷物取次業務の効率化を実現する「荷物サイズ計測ユニット」を本日発表し、20191031日より販売を開始します。

新製品は、小型深度計測カメラと当社独自のアルゴリズムを活用し、寸法(幅、奥行き、高さ)を瞬時に計測可能なユニットです。店頭のカウンタなど限られたスペースにも設置できるように、小型化を実現しました。荷物のサイズや荷姿画像などの情報をデータとして出力できるため、重量計やラベルプリンタ、セルフ会計POSシステムと連動し、配送料金算出や物流伝票作成、複雑で時間のかかる宅配荷物取次のセルフシステムなどを構築できます。これにより、荷物受付・集荷作業における計測ミスやサイズ指定違いの防止、店員の作業負担軽減、レジ待ち時間短縮による顧客満足度アップが図れます。

NECプラットフォームズは、「荷物サイズ計測ユニット」を今後3年間で2,000台販売する計画で、今後、本ユニットを使用した荷物計測の各種ソリューションを拡充していく予定です。人々の生活インフラを支える物流や流通・サービス業界に対し、業務の効率化・自動化を実現する製品やITソリューションの提供により、労働人口減少・人手不足に対する施策や、従業員の働き方改革を支援します。

荷物サイズ計測ユニット拡大する

荷物サイズ計測ユニット

荷物取次のセルフ端末構築例拡大する

荷物取次のセルフ端末構築例(注1

価格、販売開始日

商品名 型番 価格 販売開始日
荷物サイズ計測ユニット PWDS111-11 オープン価格 2019年10月31日

特長

  1. 荷物のサイズ計測自動化を省スペースで実現

    深度計測カメラと当社独自のアルゴリズムを活用し、荷物のサイズ計測の自動化を実現します。(注2)またコンパクト設計より、店頭のカウンタなど限られたスペースに設置可能です。サイズ計測を自動化することで荷物受付や集荷時に人手で行っていた作業負荷の軽減に加え、計測ミスやサイズ指定の間違いを防止します。さらに、セルフ会計POSシステムと連動することにより、複雑で時間のかかる宅配荷物取次のセルフ化を実現できます。

  2. 計測データを活用して各種システムと連携

    サイズや荷姿画像など計測結果のデータを活用し、様々なシステムと連携できます。手入力していたデータ入力作業の削減が図れるほか、運送計画システムと連携することで、貨物運送の効率化、環境負荷の軽減が可能です。また計測時の荷姿画像により、荷物の破損などのトラブル時に適切な対処が可能です。

  3. 荷物を扱う様々なシーンで活用可能

    重量計やラベルプリンタ、セルフ会計POSシステムと連動することで、複雑で時間のかかる宅配荷物取次業務の効率化を実現し、コンビニエンスストアなど店頭の従業員の作業負担を軽減、レジ待ち時間短縮による顧客満足度アップが図れます。ほかにも宅配業務を行うガソリンスタンドやショッピングセンターのサービスカウンター、事業所の荷物受付カウンタ、工場出荷場など荷物を扱う様々な現場の利用を見込んでいます。

なお、NECプラットフォームズは、本製品のシステム構築例として、宅配荷物取次業務の効率化を実現するサイズ計測アシストソリューションを「ロジスティクスソリューションフェア2019」(会期:8/27()28()、会場:東京ビッグサイト)、「第21回自動認識総合展 AUTOID & COMMUNICATION EXPO 2019」(会期:9/11()13()、会場:東京ビッグサイト)に出展します。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

  • (注1)

    荷物取次のセルフ端末構築例で、タブレット、重量計、プリンタは別売。

  • (注2)

    サイズ計測条件:幅・奥行き1060cm、高さ560cmの直方体。

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