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福山通運/売上高は前年比3・6%増、経常利益は前年比7・3%減(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期第1四半期 72,011 3.6  5,210 0.2   5,716 △7.3  3,121 △29.9

2019年3月期第1四半期 69,500 8.4  5,199 97.3  6,165 91.3   4,455 113.7

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 2,543百万円 (△53.3%) 2019年3月期第1四半期 5,446百万円 (35.9%)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が進み、引き続き緩やかな回復基 調を持続してまいりましたが、米中貿易摩擦の先鋭化などによる海外経済の減速により、先行き不透明な状況で推 移いたしました。 貨物自動車運送業界におきましては、貨物輸送量は小幅ながら増加傾向で推移いたしましたが、人材確保に向け た労働環境の改善や安全対策等のコスト増要因が山積しており、依然として厳しい経営環境下にありました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、さらなる企業価値の向上に向けた、ESG+ES(従業員 満足)への取り組みを基本方針とした第4次中期経営計画の達成に向け、企業間物流におけるサービス品質の強化 と生産性の向上などによる業務の効率化にも取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は720億11百万円(前年同四半期比3.6%増)、営業利益は52億10百万円(前年同四半期比 0.2%増)となり、経常利益は57億16百万円(前年同四半期比7.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は31 億21百万円(前年同四半期比29.9%減)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、運賃・料金の見直しの継続と多様化するお客様の輸送ニーズの取り込みを推し進める 一方、働き方改革による労働環境の改善に向けた業務の効率化にも取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は634億91百万円(前年同四半期比3.7%増)、営業利益は47億85百万円(前年同四半期比 1.0%減)となりました。 流通加工事業におきましては、新規案件の開拓に積極的に取り組むとともに、既存施設の稼働率の向上による収 益性の改善に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は42億92百万円(前年同四半期比2.6%増)、営業利益は6億27百万円(前年同四半期比 10.5%増)となりました。 国際事業におきましては、ASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送は順調に推移いたしましたが、中 国・東南アジアからのフォワーディング事業及び通関事業は取扱い件数が鈍化し低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は22億5百万円(前年同四半期比0.5%減)、営業利益は1億23百万円(前年同四半期比 19.0%減)となりました。 その他事業におきましては、工事収入は減少しましたが、物品販売事業は堅調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は20億21百万円(前年同四半期比8.9%増)、営業利益は6億49百万円(前年同四半期比 1.2%減)となりました。

(略)

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