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三井倉庫ホールディングス/経常利益は前年比27%増(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期第1四半期 60,974 2.5  3,363 17.4  3,304 27.0  1,830 17.8

2019年3月期第1四半期 59,473 7.2  2,865 68.7  2,601 22.5  1,553 35.7

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 1,003百万円(△11.9%) 2019年3月期第1四半期 1,138百万円 (△53.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期におけるわが国経済は、緩やかな回復が続くものの、鉱工業生産指数は前年同期比横ばい傾向にあ り、輸出にも弱さが見られることから、依然として先行き不透明な状況が続いております。物流を取り巻く環境 は、保管残高が前年同期比増加傾向にあるものの、荷動きを示す回転率は横ばいが続き、人手不足による人件費の 上昇、米中間の通商政策による影響が見通せないことから、先行きについては不透明な事業環境が継続しておりま す。 こうした経済環境の中、当社グループは、「中期経営計画2017」で定めた抜本的事業収益力の強化に関する各種 施策の実行及び物流事業における航空貨物のプロジェクト輸送の発生や、貨物の保管残高が高い水準で推移したこ と、不動産事業において賃料収入が増加したことなどにより、連結営業収益は前年同期比15億円増の609億74百万 円、連結営業利益は同4億98百万円増の33億63百万円、連結経常利益は同7億3百万円増の33億4百万円、親会社 株主に帰属する四半期純利益は同2億77百万円増の18億30百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(イ)物流事業

収益面では航空貨物市況の悪化に伴う電子部品、半導体等の航空輸送の取扱量減少、天候不順が続いたことに よる家電量販店向け物流の取扱量減少、費用面では人手不足による人件費の上昇など、外部環境の変化による影 響はあったものの、「中期経営計画2017」の下、物流事業における抜本的事業収益力の強化を目指し、販管費等 のコスト削減、粗利益改善施策など、各種施策の実行に加え、航空輸送業務における自動車関連貨物のプロジェ クト輸送の発生、倉庫業務の主要貨物であるコーヒー豆の取扱増加により保管残高が高い水準で推移したことな どから、営業収益は前年同期比14億12百万円増の587億65百万円となり、営業利益は同4億29百万円増の27億43 百万円となりました。

(ロ)不動産事業

主要テナントとの契約更改に伴い賃料収入が増加し営業収益は前年同期比87百万円増の23億92百万円、営業利 益は同1億8百万円増の13億98百万円となりました。

(略)

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