日本水産/物流事業は増収減益(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2020年3月期第1四半期 174,143 △0.3 5,704 △23.7 6,067 △26.2 3,619 △30.9 2019年3月期第1四半期 174,700 7.2 7,481 11.0 8,219 17.5 5,234 1.4 (注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 3,703百万円( △6.8%) 2019年3月期第1四半期 3,972百万円(△12.4%) (略) (1)経営成績に関する説明 米中貿易摩擦やEU諸国の政治動向などが懸念されるなか、当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、 企業収益は底堅く推移し雇用・所得環境の改善も続くなど緩やかに回復しました。世界経済(連結対象期間1- 3月)につきましては、米国では個人消費や設備投資が増加し景気回復が継続しました。また、欧州では景気は 一部に弱さが見られるものの、個人消費や設備投資が緩やかに増加しました。一方、中国では景気は緩やかに減 速しました。 当社および当社グループにつきましては、北米事業は食品事業を中心に堅調に推移したものの、国内のチルド 事業や欧州の食品事業が苦戦しました。 このような状況下で当第1四半期連結累計期間の営業成績は、売上高は1,741億43百万円(前年同期比5億57百 万円減)、営業利益は57億4百万円(前年同期比17億76百万円減)、経常利益は60億67百万円(前年同期比21億52百 万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億19百万円(前年同期比16億15百万円減)となりました。 (略) セグメント別の概況は次の通りであります。(略) (4) 物流事業 物流事業につきましては、冷蔵倉庫事業、配送事業、通関事業を営んでおります。 <当第1四半期連結累計期間の概況> 物流事業では売上高は41億58百万円(前年同期比43百万円増)となり、営業利益は2億46百万円(前年同期比1億74 百万円減)となりました。 ・事業は順調に推移したものの、一部のグループ会社において、退職給付債務の算定方法を簡便法から原則法に 変更した影響があり減益となりました。 (注1) 国際財務報告基準(IFRS)に基づき出荷・販売前の養殖魚(在池魚)の時価評価を行ない、営業損益に計上 しているもの。 (注2) 2019年2月よりセンターフィー(販売費)と売上高を相殺する価格決定方式に変更。 (注3) サプリメントの原料や乳児用粉ミルク等に添加する素材として使用されるEPA・DHAなど。 (注4) 主に通信販売している特定保健用食品「イマークS」やEPA・DHA などのサプリメント。 (略)