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大東港運/経常利益は前年比12%増(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高  営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期第1四半期 5,827 4.2  226 3.5    251 12.0   189 26.5

2019年3月期第1四半期 5,592 9.4  218 △12.7  224 △14.9  150 △20.2

(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 171百万円( 31.1%) 2019年3月期第1四半期 130百万円( △28.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)におけるわが国経済は、設備投資は海外経済の減 速等を懸念材料に伸び悩みました。 一方で個人消費は、雇用環境の改善が続いていたものの、物価上昇に伴う実質個人所得の低迷から緩やかな持ち 直しとなりました。 海外経済においては、米国では個人消費は堅調に推移しましたが設備投資の回復の遅れや保護主義的な通商政策 の動きが強まり、先行き懸念が残りました。 欧州では雇用環境が改善しましたが輸出環境の悪化で景気は緩やかな回復にとどまりました。 アジアでは、中国は米中貿易摩擦が輸出や設備投資に影響を及ぼしたものの各種減税効果もあり、緩やかな回復 となりました。 かかる環境下、当第1四半期連結累計期間における物流業界におきましては、米国からの輸入は、持ち直しの動 きに足踏みが見られました。また欧州およびアジアからの輸入はおおむね横ばいで推移しました。 輸出に関しては弱含みの状況で推移しました。 その中で当社取扱いの大きな部分を占める食品の輸入は、畜産物および農産物は増加、水産物は減少となりまし た。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいては増加となりました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 6次中期経営計画「変化による進化」~Diversification~の最終年度を迎え、その各施策一つひとつに取り組むと ともに計画達成に向け、積極的な受注活動を展開してまいりました。 また当社の物流業務において懸案となっていた10連休に及ぶ大型ゴールデンウイークについては、事前準備が功 を奏し大過なく運営できました。 その結果、当第1四半期連結累計期間における営業収益は、前年同期間比4.2%増の5,827,992千円となりました。 また経常利益は、前年同期間比12.0%増の251,903千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期間比26.5% 増の189,796千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。

[輸出入貨物取扱事業]

輸出入貨物取扱事業は、営業収益は前年同期間比3.7%増の4,897,320千円となり、セグメント利益は前年同期間比 0.7%増の428,855千円となりました。

[鉄鋼物流事業]

鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要の増加により営業収益は前年同期間比6.0%増の406,415千円となり、セグメ ント利益は前年同期間比40.2%増の24,468千円となりました。

[その他事業]

その他事業は、海外子会社の港湾運送収入が伸びた結果、営業収益は前年同期間比7.5%増の524,256千円となった ものの、不動産賃貸収入の落ち込みからセグメント利益は前年同期間比33.4%減の35,635千円となりました。

(略)

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