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日本石油輸送/売上高は前年比1・5%増、経常利益は前年比13・9%減(2020 年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020 年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高  営業利益  経常利益  当期純利益

2020 年3月期第1四半期 7,845 1.5  92 △48.8  276 △13.9  203 2.3

2019 年3月期第1四半期 7,731 8.7  180 292.2  321 128.3  198 122.3

(注) 包括利益 2020 年 3月期第1四半期 282 百万円(△50.6%) 2019 年 3月期第1四半期 572 百万円(-%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が継続した一方で、海外経済の不確実性等が一 層強まるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましては、国内の石油製品需要が長期的に減少すると見込まれているほか、乗務 員不足を背景とした人件費等の経費の増加もあり、依然として厳しい状況におかれております。 このような状況のもと、当社は、中期経営計画(2017年度~2019年度)の達成を目指して、輸送シェアの維持・ 拡大を通じた収益力の強化、LNG(液化天然ガス)輸送、水素輸送、化成品における海外輸送等の成長分野の推 進等に取り組みました。 また、こうした取り組みと並行し、安定輸送の継続に向け、雇用環境の改善等による乗務員の確保や車両の拡充 にも注力しております。 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は7,845百万円(前年同期比1.5%増)となりましたが、人 件費等の経費の増加により、営業利益は92百万円(同48.8%減)、経常利益は276百万円(同13.9%減)となりま した。また、社有不動産の売却により、親会社株主に帰属する四半期純利益は203百万円(同2.3%増)となりまし た。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。

(石油輸送事業)

石油輸送事業につきましては、輸送シェアの維持・拡大に努め、売上高は増加いたしましたが、人件費および車 両投資に伴う経費の増加により、営業利益は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は3,624百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は46百万円(同68.2%減)と なりました。

(高圧ガス輸送事業)

高圧ガス輸送事業につきましては、LNG輸送において、出荷地変更等による影響から減収となりましたが、 LPG(液化石油ガス)輸送が増収となり、売上高は2,024百万円(前年同期比0.3%減)となりました。また、利 益面においては人件費等の経費の増加により、15百万円の営業損失(前年同期は18百万円の営業利益)となりまし た。

(化成品・コンテナ輸送事業)

化成品輸送事業につきましては、国内輸送の伸長に加え、海外輸送において料金見直しへの取り組みが進捗し、 売上高および営業利益は増加いたしました。 コンテナ輸送事業につきましては、使用料改定による増収がありましたが、大型連休の影響等による発送個数の 減少により、売上高および営業利益は前年並みとなりました。 この結果、当事業における売上高は2,139百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は38百万円(前年同期は 10百万円の営業損失)となりました。

(その他事業)

太陽光発電事業につきましては、売上高は57百万円(前年同期比3.4%増)となりましたが、大規模な定期点検 を実施したため、営業利益は23百万円(同13.9%減)となりました。

(略)

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